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「元日銀副総裁岩田規久男氏、2/26付他の元内閣官房参与本田悦郎氏の日銀批判も紹介しておきます」/やはり早過ぎる利上げ、年内追加利上げさえ報道される愚。しかし、これからが重要です、より良い道を歩んでほしい。

日銀の金融正常化は時期尚早

3/19の日銀のマイナス金利解除=利上げ、イールドカーブコントロール停止、ETF等購入の解除をしたわけですが、ETF等の購入解除はわかります。しかし、最もいけないのはマイナス金利解除で0.00-0.10%への短期金利利上げはやはり時期尚早だろうと思います。
そして、年内の利上げさえ報道される愚、本当に心配です。

専門家の言説を紹介しておきます。

元日銀副総裁岩田規久男氏

上記東洋経済記事をご覧いただきたい。

簡単に紹介すると、
・賃上げはまだ中小の結果が出ていない、少なくともきちっと出る6月まで待つべき。
・日銀の金融緩和はつねに出口が早すぎる傾向がある。支店長会議などの情報をもとにしているが、一般の情報を反映していない傾向有り。
・上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(J-REIT)の買い入れ終了は良いが、短期金利は-0.1%から実質0.2%の利上げになる。0.00-0.10%ではなく、ゼロ金利でもよかった。
・短期金利の変更基準を明示しなかったので、債券市場が混乱する可能性がある。
・ディマンドプルインフレを確認せず、日本経済の先行きは不確実性が極めて高いと言いながら、大規模金融緩和を解除した。
・経済が悪化し、もとのマイナス金利に戻したら信用を失う。

まさに正論です。

元内閣官房参与本田悦郎氏

また、次のようにもつぶやいておられます。

そうです、これからが重要です。是非ここからより良き道を歩まねばなりません。


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