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「この状況下で金融関係記事を控えています。2年前からの予想が大概想定通りとなりましたが今かなり市場は過熱気味です。こういうときに豊島逸夫さんの今日のコラムはさすが的確です、一度頭を冷やして考え直すことも重要です!」

日経平均39910円

日経平均がもう4万円まであとほんのすこしというところまで上がりました。
こういう状況ですので最近、金融関係の記事を書くのを控えています。

年初からの上昇にはやはり過熱感があります。
この上昇は第一に海外の国際金融スジの日本市場への投資増があるのは間違いないところですが、インフレとそれに伴う新NISAによる投入資金増も無視できないものがあり、この状況で個人投資家として新NISAでデビューするというのはかなり??なところがあります。

この状況下、豊島逸夫さんが的確な記事を掲載しています

豊島さんは、最近の記事でニューヨークの国際金融スジの日本市場への参入は、ボラティリティーを大幅に高めるだろう、それには注意せよ、と繰り返し発言しています。
ウォール街などのやり方は、生き馬の目を抜くような荒っぽいやり方で、ボラティリティーが日本市場になれた投資家にはかなり注意が必要だろうと言うことのようです。

上記記事でも、国際金融スジが参入してくるということは、入ってくるのはまともなファンドばかりではなく、招かれざる客も入ってくる、「目がギラギラで、日本株市場は草刈り場と言ってはばからないのがCTA(コモディティー・トレーディング・アドバイザー)などの超短期筋だ。日本人投資家の多くが、高所恐怖症なので、自分たちで相場を動かせる地合いだからだ」と言っています。
そして、
「このような異常な相場では、フラッシュクラッシュ(相場がエア・ポケットに入ったごとく急降下すること)も起きやすい。・・・・・・・日本株がいよいよ外海の荒波にもまれることで、これまで日本市場では見られなかった現象を覚悟せねばなるまい」
とも言っています。

とんでもないクラッシュも起こり得る、より銘柄の選別力が問われる

ということでは、銘柄によっては、或いは市場全体でも、とんでもないクラッシュも起こり得るということです。
つまりは、より銘柄の選別力が問われる相場となってきている、ということでもあります。

一度、頭を冷やしてみることも

一度、頭を冷やして考え直すことも必要かもしれません。ポートフォリオの再構成も必要かもしれません。

私としては現段階で、少し売るべきものを売り気味にしつつ、買いを控えてポートフォリオの点検、分析を行っています。
過熱気味のトキはそれに乗らずに、近視眼的に成らず、じっくり分析し、次のスタンスを再構築していくことかと思っています。

もちろん、日本株について中長期的に有望であるというスタンスが買えなくてよいと思っています。

個人投資家の皆さんそれぞれにおいても考え方をお持ちだと思います。こういうときだからこそしっかりと自分自身の考えで進めていかれるよう祈念しております。


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