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「やっぱり出てきたFRB関係者の利上げ継続発言」/株は少し下がるかもね

ここ数日このコラムで言ってきたことが、やはり情報として出て来ている。
本日8/19朝、米国8/18付けロイターニュース

上記記事には、FRB関係者複数の発言が軒並み利上げ継続、来年の利下げなどあり得ないとの発言として掲載されています。
米国株の戻りの上昇も結構なものなのでリスクがやはりあるということでしょう。

このニュースがあったからかは、わかりませんが、早速為替は円安に振れています。昨日比0.85円安の136円13-15銭。

日経平均は、多少能天気に、98円高29040円付近。

(以上、8/19、9時40頃現在)

昨日のニューヨークダウは、18.72ドル上がって、33999ドルとわずかに3万4千ドル台に届かず、ナスダックは3日ぶりに反発、前日比27ポイント高の12965ポイント。
さほど上がってはいませんが、6月の3万ドル割れの状況からはやはり大きな戻り上昇だと思います。

FRB関係者のこの種の情報は、来週末から始まる8/25~27ジャクソンホール会議のパウエルFRB議長の講演の、露払いなのかと思います。
7月中旬のダウ30500ドルから1カ月で34000ドル付近というのは結構急激な戻しで楽観が行き過ぎているとも見えます。
この間も言いましたように、FRBには利上げだけでなく、量的引き締め(QT)という手もあります。

要は、私はここが大事だと思うのですが、FRBは、株のバブルをつぶさず、インフレを抑え、リセッションをなるたけ軽いものにして、ポストコロナの次のフェーズに移っていきたいと思っているのではないか、ということです。
もちろん、これに政治イシューが絡んできますが、こう見るとなんとなくFRBや国際金融筋の意図がほの見えて来ます。

まあ、こういう読みは当たるも八卦、当たらぬも八卦で皆さんも気楽にゲーム感覚で読んでいただければと思います。
ただ、自分なりに想像逞しくして、自身の投資行動を決めていく、という感覚や習性は、これからの個人投資家(すべてにヒトに当てはまるかもしれません)にとっては必要なことと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

それでは。


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