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「為替については、みずほ唐鎌大輔に訊け!本日の記事も的確」/円安定着の構造は進む

円安構造の定着が進んでいます。今後中期的に円安が定着していくだろうという情勢にあるということは本コラムでも繰り返し述べてきました。
その際、みずほの唐鎌大輔氏の報文を良く引用してきましたが、本日6/19もまた良い記事が出ていましたので紹介します。

この中で唐鎌氏は、日本の金融資産が2000兆円あるが、そのうち97%が自国通貨円建てであるとし、円安基調の中、国際的に金融資産が目減りしている中で投資家はもとよりある部分は今後、高価値通貨に投資されていくことが想定されると説いています。
それは貿易赤字が多額になり、経常収支は黒字だが、日本に持ち帰っている黒字は些少であり現地で再投資されている現状では、円の実需という意味では非常に希薄な状況が続くわけであり、円安は構造的である、であれば、日本の金融資産も少なからず高価値通貨に投資されることになるであろう、ということを言っています。

非常にもっともな議論であり、そうなれば一層円安が定着しやすいということになります。
これまでも繰り返し本コラムで言ってきていますように、円安は日本にとってチャンスですし、ポジティブです。

こういう為替の基本構造を理解させてくれる、みずほ唐鎌大輔氏の記事には目を離さず逐次確認してくことがこれからも求められます。
皆さんも是非注意して見ておいていただきたいと思います。

蛇足の感がありますが、ここのところの円安について、本コラムでも情勢として追ってきたようなことをまとめて報じてくれている記事を確認のため引用しておきます。
円安基調に変わりなしです。


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