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「ウォーレンバフェットの動きには要注意」/現段階で株にポジティブの姿勢だが現金をなおかなり所持しているのにも注意

 昨日本欄で、株価暴落の可能性に関して言及しましたが、そういう意味では、この人、ウォーレンバフェット、すなわちハザウェイの動きには十分注意を払っておく必要があります。

バフェット氏の米バークシャー、最終赤字5兆円 4~6月: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 従来から、本22年年初来の株下落に対して、優良株投資のチャンスだという姿勢で、石油株やヒューレットパッカード株を買い増しし話題となっています。
 しかし、上記記事は22年4-6月期決算は、アップル等の投資済株式の評価損で5兆9000億円からの赤字を計上した。評価損を覗く所有企業の営業利益は1兆円強でバフェット自身は、「相場に左右されやすい最終損益よりも、安定的に稼ぐ力を映す営業利益に注目するよう呼びかけている」そうです。

 私がこの記事で感じたことは、従来のこの種のバフェット記事に比べ、若干トーンが下がり気味だということです。そして相変わらず、現金の所持率は高く、買いもしているけれど売ってもいるというのがバフェットのハザウェイの実態と見ます。

 バフェットも現在の状況を慎重に見極めている様子が伺えます。そうであるならば、我々日本の個人投資家も全体の金融情勢をしっかり見極めながら、是々非々で個別銘柄を選別していくという姿勢を堅持していくということだと思います。

 以上、昨日のブログに引き続き、現今の金融相場に関して述べさせていただきました。もし、ご意見や感想のある方は、是非意見交換などもしていきたいと思っていますので、コメント欄などでお寄せいただけると有難く思います。

追伸
 一応、私が読んでみてためになったと思う、バフェット本を紹介しておきます。


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