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「国際金融スジは次から次へとバブルネタを見つけ出す」/AIバブルはどう進んでいくか?エヌビディアは時価一兆ドルだとさて

最近はAIについて議論が喧しくなりました。

私の会社でももちろん定年前の部長時代、MIつまり材料開発のAIをやれということを本部長が発信し、お先棒を担がされました。
実際は、本部長などが言う前から、私の部下の担当者の一部はそういう技術トレンドを見抜き当の昔に技術着手していました。
大体において、トップの方が言うのは保身や立身出世の道具でしかないのですが、ただそれを利用して組織や技術開発力を強化していくのは中間管理職の仕事なので、良いところだけを取れるよう部下の良く通じている人たちに内容を確認しながら自分でもよく技術調査をして本質を掴みながら、MI開発体制なるものを築いてきたつもりです。
それを私の後を受け継いでくれた部長たちがよく心得て今現在は部下の人たちを一緒になってしっかりと実のある活動をしてくれているのは頼もしい限りです。

ChatGPTも最近の記事を読み込むと良く出来ており、要点抜出し現状把握みたいなことは要領良く出来るようです。さらに改良も進むでしょう。
おそらく仕事の形態を今後徐々にあるいは業界によっては急激に変えていくものになる可能性が有ります。

そういう意味で、これまで言われてきたIT革命やデジタルトランスフォーメーション(DX)とかと類似した業務革新、事業革新的なコンセプトと世間に理解され、ITでも起きたAIバブルなるものが金融市場に発生する、あるいは既に発生している、兆しがあるなどと言われる所以にもなっているようです。
例によって、豊島逸夫さんのコラムを引用します。

以上述べてきたようなことの現況の一端が現れているといえるのではないでしょうか。
「AI半導体を先行技術開発するエヌビディアの時価総額が1兆ドルを超えた」とか、
「米ペンシルベニア大学ウォートン校のジェレミー・シーゲル教授が1日、経済テレビ番組に生出演し「まだ『AIバブル』とみるほどの域ではない。かつてのITバブルに比べ、実体のある収益に裏付けられている。AI銘柄についた火は、夏の終わりまで続くだろう。バブルなら、企業のファンダメンタルバリュー(基礎的価値)の4〜5倍の株価になるが、そこまでは上がっていない。『AIの時代』とでもいえようか」と語って注目された」とか、
まさに国際金融スジが蠢いているという感じがします。

今五月にナスダックが爆上がりしたのもその動きのある部分を表しています。
ひとまず短期的には、豊島氏もいっているように6月13、14日のFOMCで市場にはある角度が付与されるでしょう。
インフレが収まわらない中、続く利上げがどこで転換するのか、豊島氏は8月のジャクソンホール会議頃だろうと言っていますが、果たしてどうか?
そういうものの影響をAI関連株が受けながら推移していくことになるでしょうから、日本株もその影響を受ける銘柄があるでしょう。

さて、今後の推移についても記事にしていくつもりです。是非皆さんも注目して情勢分析して行きましょう。

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