見出し画像

「連日の日経平均高値。識者の情勢分析はそこそこに見ておくこと」/日経はしばらく上がるのではないか、しかしそのあと大きく下がる可能性あり

日経平均の上げが止まらないようです。今日も午後場にかけてじりじり上げて結局278円高31000円を超えました。出来高も連日3兆円を超えており、この活況ぶりでは32000円も超えてくる可能性が有ります。

先週末識者の意見(上記)では、31500円までは上げるかもしれない、Max値を出した人でも32000円でしたが、32000円を超えたら超えたですぐに意見を変えるでしょう。
こういうコメントに右往左往してはなりません。この種の意見はそこそこに見ておく必要があります。

ただ、さらに値を上げていくにしても、6月の半ばにはFOMCがあり、市場に冷や水を浴びせることは十分あり得ますので、上げた後は大きく下げることにもなりましょう。
相場はそのぐらいに見ておく必要があります。

しかし、このところの動きは、世界的にみた時の日本市場の優位性に投資家が目覚めたことによるものであり、昨年以来の円安、経済安全保障環境に基づくものですので、中長期的には日本のバリュー株への投資はポジティブなことは変わっていないと思います。
したがって、近々の急激な上昇には、そういう本質的な動きと時の勢い的な両方の要素がなっていますので、個人投資家としては浮足立つことなく冷静に動きを見ておく必要があります。

さて、識者やメディアの手のひら返しやその繰り返しが今後見られるのではないかと思います。
それはそれで見ておきながら、しっかりと投資行動を実践していくことが重要です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?