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キャラって偏見の塊?

ある時、ネット上で会話をしているとある人がキャラメイクイラスト製作中にそれをみた人が「こんな感じのキャラなんだろうねえ…」と己がそのデザインから受けた性格や周りとのコミュニケーションの想像の話をし始めた。

それが合っているかどうかは別として、自分の中に少しある疑惑が生じた。


キャラって偏見の塊なんじゃないか?

メガネをかけてキリッとした表情をしているキャラは真面目そうな印象を受ける。

身なりがしっかりしていないキャラはだらしなくてどこか適当な性格をしたキャラだと予想されるんだろう。


敢えてその第一印象を裏切ってギャップを作るというやり方もあるだろうが、大前提として、「このキャラはこんな性格です」というのを表す記号がおそらくそこかしこに散りばめられているのだろう。

作り手も意識している人は少なくないだろうし、第一印象という点では人間と同じか?

武器としてトランプ使いそうとか、尻の穴が弱そうとか、大事な場面で裏切りそうとか色々な偏見を与えるパーツがそこかしこにあって、その組み合わせがキャラとなっていくのか?

描かれたものが公式の全てだとしても、そのキャラが「生きている」と言うのであれば、その「~してそう」がキャラ理解の共感を他者からも得られる材料にすらなりかねないのではないか?

世の中ってもしかして偏見に満ちているのか…!?

わかりやすさって偏見の助けになっているものなのか!?

エンタメはわかりやすさだと自分は勝手に思っているが、このままだと己の中での演繹法が暴発しかねない。

吊り目は全員性格キツいとは限らないだろ!!

決めつけるものじゃねェ!


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