5/30 福永洋一記念
福永洋一記念
せっかくなので全頭書いてみましょう。
1番 マイネルヘルツアス
1年前は隙あらば今津を発動させ全国の交流重賞を行脚していた馬。高知に2度目の出戻りはC級からで前走の丸山台特別は距離を利して展開に恵まれ勝てて勇躍挑戦となる。追い切りはよくできはいいがこのメンバーでマイルは短いか。ちょっと厳しそう。
2番 モダスオペランディ
去年冬ににサラオクに出されて1月から高知に来ていきなり大高坂賞を勝ちその後も御厨人窟賞勝ちなど早くも高知トップクラスに。中央時代は軽い馬場だとちょっと難しいところがあったが高知の軽い馬場は時計的にこなせている。ただこなせているってところで本質はパサパサのダート向き。また中央時代も4ハロンを12秒台中盤で走るのが得意だった。2走前の時計、上がりはノンブレーキで進めて持ち味が生きたのもある。瞬発比べとなると向かない可能性は十分にある。当日の雨降り続きはちょっとマイナスと考えたい。
3番 スペルマロン
言わずもがなの高知だけで初めて1億稼いだ名馬。去年の県知事賞は感動ものがあった。前走を叩いて上積みはあるが追い切りでこの馬がばっちり走るときはは3ハロンが37秒台は最低でも出る。まだそこにはいっていないので完調手前であることは確か。
4番 サンライズナイト
息の長い末脚は武器で、はりまや盃など混戦になったときは突っ込んでくるがずっと使われてきたことでここのところテンからいきっぷりが悪い。追い切りもいまいちそうだし今の状態では苦しい。
5番 ダノンロイヤル
中央3勝クラスから高知のC3に放り込まれ力の違いを見せ続けてトップクラスに。ゲートに課題があるし、エンパイアメーカーの子だけあって中央時代同様ムラがあり掴みどころはない。前走はインからスコンと抜けてめちゃくちゃいい競馬だったし出来はすごくいい。マイルもプラスになるのでこのメンバーでもうまく立ち回ればチャンスはある。印象としては中央時代から揉まれない競馬が理想ではあるが最近は被って溜めても脚は使えているので高知の水は合っていると言ってオッケー。
6番 マイネルボーダレス
大澤で頑張れるいい馬なのだがA級上位格では全く歯が立たず。ここも厳しい。
7番 ショーム
こちらも中央オープンから高知C2からスタート。力の違いを見せながらトップクラスへ。負けたところは馬場が重いところのマイル以上。軽い馬場ならマイルでもいい脚が使えるし、今回はそれが叶う。ここ3走はちょっと馬込みに入り踏み遅れているところもあるから今回はそれを踏まえた乗り方を吉原寛人さんならしそう。多分モダスオペランディよりはすっと動けるのでモダスオペランディをマークしつつモダスオペランディに脚を使わせ切らない仕掛けをしそう。4.5走前の走り、時計を再評価しないといけない。なによりこの中間36秒台ー24秒台の追い切りができているのが◎。一発ありそうな雰囲気しか漂わない。
8番 アポロティアモ
こちらは去年10月に中央3勝クラスから障害を経て高知へ。少しずつ力をつけはりまや盃の強さが印象に残る。中央時代からそうだが揉まれ弱さは抜けておらず、内で泥をかぶった2走前のような凡走もあるタイプ。その点外枠に当たったのはいい。マイルも別に問題ないので多田羅がうまくエスコートすれば無視できない存在にはなる。
9番 ワールドリンク
言わずもがなの南関重賞2勝馬。短距離主体に使われていたので高知に来てからの2戦でマイルを使われたのは意外だが(番組がないのはおいておいて)それなりの対応を見せたところからまだ力の衰えまではそこまでないと見る。ただ南関時代も遠征競馬の楠賞で人気を裏切る4着など基本的に小回りの急なペースアップはあんまり合わない印象は強い。この一線級相手だと厳しさは正直距離も合わせて残る。一応東京湾カップ3着はあるんだけどね(船橋1700)。
10番 ガルボマンボ
今や高知のナンバーワンといってもいいところまで来た。ジャパンダートダービーに遠征したのはいい経験になったのだろうが、県知事賞で一皮剥けるレースができてから黒船賞も高知再先着を果たしたし勝負強さを増している。二十四万石賞も正攻法でインから抜けて差し切り。今は崩れる気配がなくなっている。軽い馬場も問題ないしここ2走でかなり瞬発力がついてきて反応がよくなりすっと反応して伸びるようになっているのもパワーアップの証。37秒台の上がりが出せているのもその要因として考えられる。主役は譲れない。
11番 アイファーキングズ
こちらも中央3勝クラスから高知C3に来て着実にステップアップ。四万十川特別が非常に強かったし前走は距離に敗因を見出だせば侮れない面はあるのだが、中央時代から速い馬場は基本苦戦傾向にあった。それはそこまで変わっていないので雨馬場はマイナスに作用しそう。追走に苦労するシーンもありこの大外枠は割引材料にになる。
ということでこれを踏まえて
◎ガルボマンボ
○ショーム
▲モダスオペランディ
△ダノンロイヤル、アポロティアモ
ガルボマンボの軸は大丈夫と見ているが、今回の本気度がかなりのショームは逆転候補に。モダスオペランディは馬場から勝ち切りはできないと今回は見た。
3連単
◎→印→印
○→◎→印
で。
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