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読んだ本たち

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読書会やプライベートで読んだ本の学びの備忘録です。
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2024年3月の記事一覧

「大衆の反逆」オルテガ・イ・ガセット

「大衆の反逆」オルテガ・イ・ガセット

半分も読んでいないが、結構好きな本だったので、印象深い言葉たちを引用してここに置いておく。

有志で始まった古典読書会もvol.9になった。
なお、今までのラインナップは以下

「贈与論」マルセル・モース

「三酔人経綸問答」中江兆民

「論語」

「人生の短さについて」セネカ

「リヴァイアサン」ホッブズ

「国富論」アダム・スミス

「はてしない物語」ミヒャエル・エンデ

「プロタゴラス」プラ

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夜と霧-ドイツ強制収容所の体験記録-(旧版)

夜と霧-ドイツ強制収容所の体験記録-(旧版)

夜と霧を読了し、このタイトルの意味が気になった。なぜなら、内容は全く夜っぽくも霧っぽくもなかったから。

夜と霧というタイトルは、ヒトラーの総統司令「夜と霧」からとっているらしい。
そもそもその夜と霧という言葉は、ヒトラーが愛聴していたリヒャルト・ワーグナーの作品「ラインの黄金」第3場「ニーベルハイム」に出てくる„Nacht und Nebel, niemand gleich!“(「夜と霧になれ、

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