日本橋と、深川と

「梅雨明け10日」とはよく言ったもんで、暑い日がつづきます。

そんな暑い、今月、8月は圓朝作品二席です。

圓朝モノをかけるのは、
落語家冥利に尽きるというか。
三遊亭の誇りというか。

最初の一席は、昨年初演した『真景累ヶ淵』より『志賀・豊志賀』の一席。こちらは、月例の日本橋の会・日本橋つかさの会で、もう一席は『星野屋』を出しております。

なんか、この組み合わせ、楽しみです。

思ったようにならなかったり、思いのほかどうにかなったり、やっぱりならなかったり。そんなところが楽しくて、楽しみなんです。

まだ、結果のわからない宝くじです。
あーしたい、こーしたい。あーしよう、こーしようの時間です。

もう一席は、月末の深川ひるま寄席です。
こちらはわたしも先月初演した『牡丹灯籠』の『お札はがし』を林家はな平が、わたしはその続き『栗橋宿』の一席です。来月、柳家小志んで真打に昇進する喬の字は、『のっぺらぼう』の一席で、こちらは圓朝作品てまはありません。

こちらはお寺さんの本堂に、蝋燭を灯しての怪談噺となります。

圓朝モノの魅力については、あらためてお話しできればと思います。と、言って、それっきりのばかりでありますが。

ご来場、お待ちいたしております。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。