最高のグッドトリップ

ニート東京あるじゃん。ヤク中、ラッパー、HIPHOPな生き方をしているイカした奴ら(ダサいヤツら)が出演するあの特定の層に滅茶苦茶刺さる番組の構成がなんとも好きなんですよね。あれ、ドラッグをある程度嗜んだことのあるコミュニティの数だけ「お前それ絶対ニート東京出れるwww」観たいなノリで話が生まれていってると思います。 沢尻エリカがいつか出演してくれることを夢見て俺は今日も目を細めて空を仰いでます。

始まりは些細なもので日本の産業、文化として古くから親しまれてきた大麻という存在への興味、法律や既成概念に刷り込まれた意識への反抗からでした。興味どころかきょうび、信仰に近い存在へと変わりつつあるこのプッシーちゃん達ですが矢張り白い羽毛の様な外殻を纏った実にこそ農家の方々へのリスペクト及び感謝が宿るわけで、その時も「ぐちゃぐちゃになっちゃってるから多分たらしすぎちゃったスネ」とか舐めた事を言ってるボケナスから受け取った角砂糖を舐めながら山の中腹に陣取り、焚き火をしていた訳ですが突然、木が踊りだし、草が根を張る為に屈伸する様子を眺めていた俺はつい、驚いてしまい仰け反って空を仰ぐと、星に照らし出された曼荼羅が顔を撫で、完全に食らっちゃった訳ですが尿意を催して川に虹を描いているうちに精神的な歪み方が訪れてきました。二元論や全体主義の構造を意識の乖離と共に俯瞰していると偏った思想やバイアスの外れたクリアな思考が訪れ、軽く脳イキしてしまったのですが、ポケットをまさぐるとジョイントが出現し、思わず小便で濡れていない方の手で着火したところでまたイッてしまいました。紫煙とはいいますが冬の夜、冷えて張りつめた空気の中、盛大に白煙を吐くとめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。これは喫煙者の方にはわかって貰えると思います。

その後、本を読んだり、大自然オナニーをしていると、もう日が登り始めており、目の前には海が太陽を映し出し、凪いだ湾内に鳥が舞い始めてました。これはもう潜るしかないと、結局潜っちゃったんですが湾に帰れるかどうか分からなくなり、勘繰り、海に浮いたまま動けなくなってしまいました。スノーケルとフィン、ドライスーツを着ているので冬の海といえど案外いけることに気付き、フラフラ泳いでたんですが結構沖合いまで出てきたところでとんでもない数の魚の群れと邂逅。命とは、恵みとは何か、ふと掴めそうな生命の潮流に潜って戯れているのが最高に気持ち良かったです。ここで感じたこと、得られたものを言語化して伝える事は大変難しいしみんながみんな、共感してくれる訳では無いと思いますが、確かに俺は今日、日本で一番シャーマンらしい事をしていたに違いないです。普段奪ってばかりの命から、形容できない何かを分け与えられたこと、それを糧に明日からの人生を踏み出していけること、改めて万物への感謝が深まりました。感謝に一振りの濁点を添えるくらいしか出来ない俺の人生ですが目的や目標、他人との調和の中で見失ってしまいがちな目の前の幸福というものを確かに感じ取れる、いつもより手応えのある旅になりました。
最後に、ホフマン、ガンジャマンにデカい感謝を…

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