美容クリニックが分院展開をする前に知っておいた方が良いこと

先回、先々回はある程度のマーケティングをやり切って、成長が鈍化しているかな？

『なぜ、ある程度の規模感まで達すると成長が鈍化してしまうのか？』

『医療に優位性があっても患者が来ない美容クリニックの特徴』

というステージに入ったら、さらに成長されたいクリニックはマス公告を検討し、次のステージを目指すことも検討された方が良い、ということをお伝えしました。

そして、このステージに入ると、ＴＶＣＭを検討するというお客様が出てくるわけですが、今回はＴＶＣＭの費用対効果を上げるためには拠点数が必要だということをお伝えしたいと思います。

日本においてＴＶＣＭを放映する場合、単独の県単位で放映できるエリアと複数のエリアでなければ放映できないエリアがあります。

当然、単独エリアと複数エリアで放映する場合のコストはかなり変わってくるわけですが、複数エリアでなければ放映できないエリアの場合、放映されるエリアから患者がアクセスしやすい場所にどれだけクリニックの拠点数、患者を受け入れられるキャパがあるか？

あるいは最悪、拠点数が少ない場合でもその拠点で十分に患者を受け入れられるキャパがあるか？

ということが重要になります。

ですから、将来的にＴＶＣＭを検討されたい先生はこれらのことを頭に入れて分院計画をつくるべきです。

ちなみに複数エリアの放映が必要になるのは、ざくっとお伝えすると、関東、関西、東海エリアです。

今後このエリアのクリニックで、分院展開、ＴＶＣＭを検討される場合、どこにどれぐらいの拠点をつくっていけばＴＶＣＭの効果を最大化できるか検討し、分院展開を進められると良いと思います。