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分院展開の罠

最近、分院展開に関してご質問をいただく機会が増えていますので、今回は直近の事例を1つご紹介したいと思います。

分院展開で分院の美容医療・サービスを設計するときによくありがちなミスが、分院を出すエリアのニーズ、診療圏内の競合状況などをみて美容医療・サービス内容を決めてしまうということです。


一見、これは普通の考え・王道的な考えで、どこが間違っているんだ!?


と思われる先生は多いと思いますが、実はこの考え方には一番考慮しなければならないファクターが抜けています。


その抜けているファクターとは分院長の能力・やる気です。


私の所属しているコンサルティング会社では、トップで99%が決まると言っていますが、これはほぼ真実で、分院の売上は分院長の能力・やる気でほとんど決まってくることは間違いありません。

ここは魅力的なエリア・診療圏だから、これぐらいの機械、ベッド、看護師、広告の投資をすれば、相当な売上が期待できると思って分院をつくってみても、思ったほどの売上が上がらない。。。

そういう場合は分院長が足を引っ張っているケースが本当に多いのです。


もし、そういうことになってしまった場合、私のお客様で実践していただいているのは改めて分院長たちの力量を見極め、機械の配置をし直すということです。


要はエリアのニーズや診療圏内の競合状況などいろいろあると思いますが、それらは一旦おいて置いて、能力の高い・やる気のある分院長の分院に経営資源を集中させ、法人全体の売上を上げるということです。


この業績アップのやり方はほぼ外すことがなく、最近のお客様の事例でもこれをやっただけで、季節指数がほぼ変わらない期間で実施し、昨月対比の売上で120%アップしたという事例がありました。

是非お試しください。

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