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今後、売上管理だけでは危険です
先回のコラムでこれからの日本経済の見通しについて書かせていただきましたが、
今後、患者の動きが鈍くなっていく可能性がありますので、院長が自信を持って人の採用、広告宣伝費、移転・拡張、機械の投資などの経営判断をするために、数値管理に関しては売上の「医業収入」から営業利益の「医業利益」管理に移行されることをお勧めいたします。
私のクライアントのトップ層の美容クリニックでは既に医業利益管理は当たり前になっていますが、美容クリニック業界全体の現場ではまだまだ医業収入の売上管理をされているクリニックが多いと思います。
これからは医業利益管理に移行し、厳しい経営判断をしなければならなくなる可能性がありますので、早めに税理士の先生にご相談いただき、医業収入から医業利益管理に移行されることをお勧めいたします。
特に分院、本部を持たれているような規模が大きめのクリニックは医業利益管理が必須です。
また、こういうクリニックは医療法人全体ではなく、各分院ごとの医業利益や間接部門の本部経費がどれぐらいかかっているのかをしっかり把握し、経営を行ってください。
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