イノベーションの限界

誰だったかな。
イノベーションを創る時は半歩先を見据えろと。
一歩以上先に行くと技術や需要が先行しすぎてそのまま消えてしまう。

そうかなと思う。
ただ半歩先というより「こういうのがほしい」「こういうのがあったらいいよな」というのを形作る事もイノベーションのひとつかもしれない。
あとブランディングと誰でも使えるという感覚も必要なのかも。

iPhone14が発売されたがもう今になっては特におお!!というのはない。
ただ、初めの頃、3GS、4、5、6あたりまでかな。新機種が出るたびに凄くワクワクしたものである。
携帯電話というものに革命を起こした端末である事は間違いない。
しかし元々windowsCEでシャープからPHSが出ててそれはスマートフォンの走りだったんじゃないかな。W 03だったかな。
これは外でもみれるし革新的な端末だったと思う。
ただ、周りが付いていってなかった。アプリも少なかったし入れるのも一苦労だった気がする。

使える人にだけ使える端末という感じだったと思う。

iPhoneは誰でも使える端末に仕上げたのは大きい。

iPhoneが出た頃もかなりのサイトはスマホ対応してなかった。
当時席巻してたSNSのmixiもだし、
あとガラケー対応のサイトも多かったがスマホ対応なんてほんの一握りだったんじゃないかな。

ドン・キホーテの会員サイトとかそれで苦労したものだ。
まぁmixiが衰退した一つにスマホ対応が遅れた事もあったかな。(これは原因の一つだが)

ハードがあってもそれに合ったコンテンツが成長しないとなかなか伸びないのもあるかな。
でも革命、イノベーションは起こってしばらくするとそれが当たり前になる。当然と言えば当然だと思うが。

イノベーションには限界がある。それが標準になっていくか、廃れていくかのどちらかだと思う。

革命が落ち着いても常に「これはこうこう新しいですよ」と言っても新機能のゴリ押しにしか見えなくなってるのは悲しいけど仕方がない。



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