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番外編 新人座談会 前半分

こんにちは!
社会福祉法人サンシャイン企画室の藤田です。

この狭い日本列島、隅から隅までずず、ずいおられます「わたしと介護」ファンのみなさま、お待たせしました!
今回はいつものレギュラー編ではなく、その番外編として、この春にわがサンシャインに入職されました新人3人による、新鮮極まりない座談会を、今回と次回、2回に分けてお送りします。

今回のゲストは森藤穂高さん(2F勤務)、木村心音(しおん)さん(3F勤務),石原直弥さん(4F勤務)の新人3人、それに企画室から企画室長の山本甲さん、それにわたし藤田を交えた5人でのかしこまらぬもとりとめのない、長~いお話でございます。

では早速まいりましょう!

<今日のテーマ>
1) 入職の決め手
2) 職場の雰囲気
3) やりがい
4) 目標
5) ツラかった経験
6) メッセージ

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藤田 ということで。今日はこの春(2021年4月)からここ特別養護老人ホーム・サンシャイン南蟹屋で働き始めた3人の新人さんに集まっていただいて、まだ3ヶ月ですけど、どんな具合なのか、みなさんのご紹介を兼ねる形で、座談会という感じでいろいろとお話をうかがっていきたいと思います。よろしくお願いします。

まずわたしから今日の参加メンバーを紹介させていただきます。

まずは3人の新人の方々から。特養2Fで勤務いただいている森藤穂高さん(上写真左)、同じく3F配属の木村心音(しおん)さん(上写真中)、4Fの石原直弥(なおや)さん(上写真右)。それからかれこれ12年デイサービス南蟹屋を取り仕切っておられる山本甲さん、最後に企画室のわたし藤田貴敏です。

全員 よろしくお願いします。

藤田 話題はなんでもいいんですが、一応テーマ(上記参照)を決めさせておりますので、このあたりからお話をうかがっていきたいと思います。

ということでまずは「入職の決め手」ということなんです。つまり、どうしてサンシャインで働こうと思われたのか?ということです。

サンシャイン入職の決め手

森藤さん(以下敬称略) そうですねえ。わたしの場合はサンシャインが実習先のひとつだった、というのがあります。

(大学の)1年だったときに、サンシャインの1Fのデイサービスと3Fのショートステイを合わせて10日間ぐらいだったと思うんですけど、実習に来させていただいたのきっかけです。

特に上のショートステイに来させていただいたときの雰囲気が、なんて言うんだろう、他の事業所のショートステイと違って、穏やかっていうかのんびり過ごされてて、利用者様のやりたいことをやっておられて。

パズルをやりたい方はパズルをやられていたり、塗り絵が好きだったら塗り絵されてて、それを見たとき、いいなこの施設、ってそう思いました。

藤田 え?それセールストークじゃなくて?本当にそう感じたんですか?

森藤 いやいや、セールストークじゃないですよ!ええ、そうです。

藤田 へええ。それはすごいですね。

森藤 あと、本人を前にして言うのなんかいやなんですけど、デイサービスに行かせていただいたときに、あの当時、藤田さんがまだデイサービスにおられて、でもなにかと掛け持ちでやっておられて、デイサービスに来られるときが毎回じゃなかったんですね。

藤田 ふんふん。そうでしたね。

森藤 それで藤田さんがデイに来られると利用者さん笑顔で楽しそうにしてらして。

藤田 本当?それもセールストークじゃないの?

森藤 いや、違いますよ。本当ですよ。そんな姿を見た時に、藤田さんみたいになれたらいいなって。

藤田 ちょっと待ってよ。それ、ちょっと、ええ?なんだかこの人、うまいなあ(笑)。ええ?本当なの?それ?

森藤 本当ですよ。それが頭に残ってて、働くならここにしようって、そう思ったんですよ。

藤田 ええ?なに。うまいなあ。ええ?この人、そんなタイプなの?まいったなあ。

でも実習でそんなにその施設の雰囲気、わかるものです?

森藤 わかりますよ。1ヶ月ぐらいいると大体わかりますね。

藤田 へええ。すごいねえ。うまいこと言うなあ。しかし(笑)。

では、同じ話題で木村心音さんはどうでしょう?

木村さん(以下敬称略) そうですね。いろいろあるんですけど、一番大きいのは、わたし実習では3Fに行かせていただいたんですけど、○○さんという方の担当にさせていただいたんですね。

それでその方の「個別援助計画(ケアプラン)」という書類の作成と実施に関わらせてもらったんですね。

〇〇さんの目的で「楽しみが見つけられる」というものがあったりしたんですけど、それをやっていくうちに、〇〇さんどんどん元気になられて。

それでそうした関わりが終わった後にもお手紙をやり取りさせていただいて、実習が終わるときになると〇〇さん「また来んちゃいね」と言ってくださって。それで来ました(笑)。

藤田 ええ、その人が「来んさい」と言ったから?へええ。じゃあまた会えたんですか?
ほおおお。じゃあやっぱり実習の印象で決めた、ということですね。

木村 そうです。

藤田 ええ、石原さんはどうでしょうか?

石原さん(以下敬称略) 自分も実習で決めたんですけど、他も入れて3ヶ所実習行ったんですけど、サンシャインがやっぱり一番感じが良かったですね。

気軽に意見とか言える感じだなあ、と思って。例えば、利用者さんはなかなか職員に言いたいことを言えないと思うんですけど、時間ができると職員さんがすぐに利用者さんのところに話を聞きに行ったりしてるところとか、一緒に作業しているときの雰囲気とかが、すごくいいなあと思って。

ぜひ自分も職員として働いて、利用者さんから「この人はいい職員だ」って思われたいなあ、と思って、ここに来ました。

藤田 へええ。すごいですねえ。みなさん、そんなに実習の時の印象がいいかなあ(笑)。そんな風に思ってなかったです。驚きました(笑)。

でもお聞きしてるとみなさん、それぞれ専門学校だったり大学だったりの違いはあるにしても、早くから福祉学科のある学校に行かれていますが、そもそもどうして福祉の仕事に就こうとされたのでしょうか?

そもそもどうして福祉の仕事を目指したのか?

森藤 僕の場合、一番最初、中学生のときの職場体験ってあったのですが、それがたまたま三篠会という福祉の職場だったんですね。それが結構楽しくて。それでこんな仕事もいいのかなあと思ったからでしょうか。

藤田 お聞きしてるとなんか、人生全部、実習とかの経験で決めてますね。

森藤 そうですね。そこに行った時、職員の方からも「向いてるんじゃない?」って言われて。じゃあちょっとやってみようかなあと思ったんですね。

藤田 はああ。それは何年生のときですか?

森藤 3年生のときです。もともと僕はおばちゃん子だったので、そういうこともあって。

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藤田 そうですか。
じゃあ木村さんはどうして介護だったんですか?

木村 わたしは小4のときから、漠然と介護士になるって思ってました。

藤田 ほんと?小4のときから?そのときから介護士っていう職業を知ってたんですか?

木村 はい。なんでですかね(笑)。

藤田 ほんとう。すごいですね。お父さんやお母さんがそんな仕事をしてらしたとか、そういうんじゃなく?

木村 はい。

藤田 じゃあなんとなく介護の仕事がいいかな、と思われてた?

木村 わたし昔から人を助ける仕事がしたくて。小4までは警察官になりたかったんです。
その後介護士になりたくなって。高2の時祖父が亡くなったんですけど、そのとき自分、なにもできなくって。それでいっそう、介護士になるぞ!って思いましたね。

藤田 へええ。亡くなったお祖父さんになにもできなくて、それが悔しくて介護の仕事を目指したっていう。

へええ。みんな涙がでるようないい話ばっかりですね(笑)。

石原さんはどうなんでしょうか。なぜ介護だったんでしょう?

石原 自分は元々、介護と保育で迷っとったんですよ。

藤田 あ、そう。

石原 保育は、自分、ピアノができんくて。中学校のときに職場体験で保育行ったんですけど、そのとき子どもたちと遊ぶのが好きで、保育に行こうかなと思ったんですけど。

自分の祖母が16年間介護の仕事をしてまして、去年辞めたんですよ。それで高校のときから祖母の仕事している現場に行って遊んだりしてたんですね。そこで祖母の話では、若い人がいないって聞いて、それで少しでも祖母を手伝いたいなって思って、介護に行くことにしました。

藤田 泣かすなあ、石原さんも(笑)。山本さん、だめだ。わたし涙が出てきた(笑)。

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山本さん(以下敬称略) 出てないじゃない(笑)。

藤田 みんなすごいなあ。熱いんですよ。

山本さんはなんで介護だったんですか?大先輩ですから。どうぞ。

山本 これ本当のこと言っていいんですかね?

藤田 いいですよ。

山本 夢を壊すようなことを言っていいんですか?(笑)

藤田 いいですよ(笑)。壊しちゃってください(笑)。

山本 介護の道に来たのは、20ん年前ですよ。

藤田 まだ十代の頃ですね。

山本 十代ってことにしてもらっていいですか?本当は違うけど(笑)。

藤田 はい(笑)。

山本 ええとねえ。仕事を探すのに困ることがないっていう(笑)。

普通に飲食店とかでバイトしていたんですけど、何しようかなって考えて。それで食べるに困らない仕事がいいな、と。それで介護の職に就きました。それだけです。

藤田 それでよく続けましたね(笑)。食いっぱぐれがない、っていうだけで。

山本 当時はちょうど介護保険制度が始まった頃で。ヘルパーさんという言葉もあまり聞かなかったような、そんな時代でした。

そんな時に知り合いに誘われたんです。今から会社を作るからバイトばっかりしてないでやってみんか?って。右も左もわからなかったんですけど、誘われるままにその会社で働きだしたんです。それが介護の世界に入ったきっかけでしたね。

今考えるとっていうのもおかしいですが(笑)、その会社は訪問介護の会社でした。

藤田 へええ。じゃあもしその知り合いの方に誘われなかったら介護の世界には入ってなかった、ということですか?

山本 そうです。きっと入ってなかったと思いますね。

藤田 へええ。ある意味そのお知り合いは恩人ですね。山本さんの。

山本 そうですかあ?(笑)

そういう藤田さんは?

藤田 わたしはわからないんですよ。どうして介護の仕事に入ったのか(笑)。

どうして介護の仕事に入ったのかわからないんですけど、一番初めは、訪問介護をやりたかったんですよ。でもその頃男性の訪問介護士はあまりいなくて。

で訪問介護は諦めたんですけど、ヘルパー2級を取るのに使った10数万円をなんとか取り戻したい(笑)。それでしょうがなくて住まいの近くの病院がやっている介護施設で働かせてもらうようになって。

そこで3年半働いて、あんまりきついのでそこを辞めてこちらサンシャインにお世話になって11年近くってところです。

これだけ続いたのは、なんと言っても、介護の仕事が面白い!ってことなんです。やってみるまでこの仕事がこんなに面白いとはまったくわかりませんでした。

職場の雰囲気はどうですか?

山本 はい。では続いて(笑)。今現在働いておられる、職場の雰囲気はいかがでしょう?

森藤 2Fで働かせていただいてるんですが、なんかバタバタしてる雰囲気がします。

藤田 忙しい?

森藤 そうです。ここ2,3日忙しいです。3Fから新しく利用者様が移って来られて、人数が増えたので忙しいのだと思います。忙しくはしてますけど優しい職員の方ばかりなので。指導もすごいていねいにやってくれるんでいいです。

藤田 ああ、そうですか。それならいいですね。もう少しすれば落ち着かれると思います。木村さんのおられる3Fはどうでしょう?

木村 穏やかですね。

藤田 そうですか。でも穏やかなのもあんまり穏やかだとヒマして退屈になったりしません?

木村 ヒマじゃあないですね。ヒマなっていう穏やかさじゃなくて、ふんわりしてとってもいい感じの穏やかさですね。

藤田 そうですか。ならいいですね。石原さんのおられる4Fはどうですか?

石原 4Fの雰囲気はいいです。楽しいし、利用者様もとってもいい笑顔で笑っておられることが多くて。毎日楽しく仕事ができる雰囲気なので、自分も楽しいし、利用者様と一緒にいても楽しいですね。

藤田 そうですか。雰囲気いいんですね。働きやすい感じなんですね。すごいですね。

いやあ。嫌な職場ですって言われるんじゃないかと思って、恐る恐る聞いてたんですけど。案に相違して、いい雰囲気だということでよかったです。

やりがいは?

藤田 でもまだここで働き始められて3ヶ月ぐらいなので、まだやりがいを見つけられたということはないでしょうか。

山本さんはどうですか?

山本 え?わたしですか。

そうですねえ。まあこの仕事を始めたきっかけはさっきも言ったように、あんまり輝かしいものじゃなかったんですけど(笑)、まずヘルパー2級っていう資格を取って、訪問介護を何年かやってました。

当時はヘルパーさんって言ってもお手伝いさんみたいな仕事が多くて、ひとつのお宅に今では考えられないぐらい長時間いることもありましたね。ただ一緒にいるだけ、みたいな仕事とか。

でそういう仕事をしてて、なんか違うな、って思って(笑)。

それから特養で働きだして、特養は特養で面白かったんだけど、次にデイサービスに異動になって。デイはまた特養とは違う介護が必要でしたね。

特養さんは重度の方が多いし、やるべきことがたくさんあって、それをてきぱきと終えることが求められるということもあったと思います。自分の中では、いかに早くおむつ交換するかをいつも考えてたりして(笑)。

それからデイに行ったんですけど、特養やヘルパーさんとは全然仕事内容が違っていて、最初はデイがすごく苦手でした。いつも笑ってないといけない感じがして。とにかくすごく苦手だった。デイが。何が楽しいんだろうって思ってましたね。

早く特養に帰りたいと思ってました。でもそうはならなくて、それでその事業所を辞めたんです。それからここサンシャインに来たんです。

でもその頃子どもがまだ小さくて、特養で夜勤が出来なくて。それでやっぱりデイに来たんですね。そこで半年から1年ぐらいして、生活相談員をやってみないかと言われ、よくわからなかったけど(笑)、やります!って言ってやらせてもらうようになったんです。

やってみると、利用者さんそれぞれの家庭環境とか、現場にいてはわからないようなことがいろいろとわかるようになって。

ほんとに色々な生活をしている方々がおられるんですね。そういう中で週に何回かデイサービスに来るっていうことが、そういう方にとってはすごい大事なことなんだな、っていうことに初めて気づいたんです。

それまで10何年か介護の仕事をしていたのにそういうことにはまったく気づかずにいて、相談員になってようやく気がついたという。

そこで初めて「やりがい」に気づいたのだと思います。

それまでは与えられた業務をやるっていうか、決められたことをやっとけばいいか、と思っていたんだけど、ここで生活相談員というポジションで働かせてもらうようになってからは、すごい変わったかな、と思います。

で、その後に管理者という役職になって、今度は運営という考え方で働くようになって、また違う意味での「やりがい」を感じるようになったかなあと思います。

サンシャインでは、頑張れば頑張っただけ評価してくれて、新しいポジションに就かせてもらえるっていうことが、飽きることなく続けられている理由かなあと。

なんて言ったら格好いいけど(笑)。

でもまあ楽しいな、と思ってます。

(以上前半分)

収録日:2021年6月22日(火)
収録場所:社会福祉法人サンシャイン、交流スペース

ということでこの続きは次回。

ぐぐっと面白くなりますので、乞うご期待!

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