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#073 弱者のランチェスター戦略

木下斉さんのVoicyで新たな企画が始まりました。
その名も「ジブン株式会社ビジネススクール」今までの放送でジブン株式会社のすゝめというシリーズがありましたが、それをさらに発展させて各自のアウトプットを促すという企画。

私も早速、入塾しました。

弱者のランチェスター戦略

最初の講義で「弱者の戦略」の話。
その中でランチェスターという言葉が引っ掛かりまして、あらためて調べました。どうやら第一次世界大戦頃にフレデリック・ランチェスターという英国のエンジニアが発表した”戦争における戦闘員の減少度合いを数理モデルにして記述した法則”だそうです。

同じ種類の軍隊がぶつかれば数が多い方が勝つ
ということが前提になっています。

その特性を元にすれば強者は正面から広い範囲でぶつかれば勝てるのですが
弱者は局地戦に持ち込めば勝つ見込みが出てくるというハナシ。

ようするに
弱者は正面からぶつかって力勝負をしたら負ける可能性が高くなるということと理解しました。むべなるかな。

コーヒービジネスにおける弱者の戦略

思い返せば私は副業について考えるとき、弱者の戦略を採用しています。
コーヒー販売を始めた時には「とりあえず始めてみよう」と軽く始めましたが少しでも売れるように工夫して売り文句を考えているうちに「大手ではできないこと」を売りにするようにしました。以下の3点掛け合わせがまさに弱者の自分にしかできないゲームプランです。

お湯に浸からないドリップバッグ
具体的にはドリップバッグを完全なカップオンタイプにしたことでした。
ドリップバッグ自体がカップに浸からないため、すっきりした味に仕上がります。しかしながら、このタイプのドリップバッグは構造上機械で粉を詰めることができないため、ある程度売り上げのマスを稼ぎたい大手企業では手がかかりすぎて参入できません。

そしてドリップバッグ中央に湯を注いだときのコーヒーの香りが強く集まります。ドリップバッグをクンクン嗅ぐ幸せも売り物の一つです。

焼き立て、挽きたてドリップバッグ

大手のドリップバッグは賞味期限を1年ほどにしています。専門業者で窒素重点してパックするため、これほど長い賞味期限を確保しているのです。
しかしながら、保管環境のせいか数カ月たつと味の劣化はかなり感じます。

大手と言えない小規模のコーヒーショップでも、専門業者にお願いするので最低発注単に1000個とかで発注となります。そうすると自然と在庫期間が長くなり、新鮮さが失われます。

私の場合、
注文が入ってから焙煎、ミル挽き。直販しかしていませんので保管環境が悪くなる確率も大幅に下がります。賞味期限は4週間。私が味見して確認しましたが、窒素重点無しでも真夏でも味の劣化はほぼありません。

ようするに
焙煎後フレッシュな豆のドリップバッグは他にはない価値だと思います。

飲み比べセット

上記のフレッシュさを保ちながら複数のスペシャリティコーヒーを味わえるのが私のコーヒーの価値だと考えています。

1種だけ飲んでも違いが判らないけれども、飲み比べれば違いが判ります。
味やフレイバーの違いがその人の味覚センサの解像度にをあげることになるのです。

敢えてブレンドせずに各産地の特徴的な豆を5種を準備していますので
8割の人はコーヒーの味の幅を感じられるはずです。
自己啓発教材としても機能するコーヒー飲み比べセット!

逆算思考が大事なんだけど。

私が勤める大き目の会社では儲かるとわかっていることしかチャレンジさせてもらえません。ある意味完全な逆算思考で、強者のゲームです。

一方私が副業で取り組むビジネスはジブンで特徴を研ぎ澄まして商品開発をし、小さい市場を取っていくということ。
シミュレーションゲームで言うと自国の小さい軍隊を鍛えて、ジブンよりも小さい国を少しづつ併合していく感じ。

機動力と意外性で勝負問うことで中世の騎馬部隊のイメージで重要で小さい拠点を一気に習う感じです。

そこはまさにリスクを取って単身切り込んでいくような。(実際は死なないのでできます。)そんな楽しみすらあります。

ジブン株式会社としての強み

私のコーヒービジネスは
・小さい強みは大きな市場を狙わなくてもいいこと。
・売れなくても瀕死のダメージを追わないこと

が大きな強みです。
これからもできるだけ、ニッチで高付加価値で、変わったお客様を狙ってみようと思います。

CMです。ドリップバッグとしては高いですがあなたのためにオーダーが入ってから焙煎をしています。5種類の豆を飲み比べる教材としてもいかがでしょうか。

今日はここまでです。
次回はお野菜や農産物のついて書いてみます。

でわ、明日もがんばりましょう。
ばいちゃ!



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