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資格試験の勉強方法

勉強方法については、やり方に向き不向きがあるので、ひとまず私の傾向を書いておく。傾向が近い人には向いているかも?
・暗記ものが苦手(固有名詞を覚えるのが苦手)
・概念や筋を覚えるのが得意(数学が得意)
・ある程度の画像記憶(地図であまり迷わない)

【資格試験の勉強方法】
※選択式に限る
①全体と目的を把握してから始める
②テキストを要約する
③過去問をやる
④ノートにまとめる


①目的と全体を把握してから始める

その資格の目的を把握してイメージを固め、継続して勉強する意志を固める。全体をみてどうゆう範囲の資格なのかを把握し、今何を勉強しているのかを常に把握できるようにする。

(例)何のために勉強するのか?
・資格を活用したい。なら理解しながら勉強するために、とりあえず目次を眺めてどんな項目があるのか目に入れておこう。
・ただ興味があるだけなら気になるところだけを読もう。別に資格を取る必要はない。

②テキストを要約する

テキストは何度も読むものなので、二回目三回目とどんどん早く読めるように、自分のルールを作って付箋や色付け、線引き、書き込みをしていく。
理解しないと作れないので、慣れるとこれを作るだけで覚えられるし思い出すのも早い。これは社会人になった今でも、PDFでも万能に活用している。

(例)線は赤が重要、青が例外、緑が補足、黄色マーカーが必須
付箋は上にジャンル分け、横に重点
※勉強のジャンルごとでルールを定めるとよい

③過去問をやる

大抵の資格試験は5~10年分の過去問から7割程度は出題されるので100%解けるようにする。
過去問は初めて見ると全く理解不能なものに見えるが、最終的には解けるようになるので謎解きの感覚に似ている。

※興味やモチベが少ないときの勉強方法として、テキストの前にとりあえず過去問から始めるのもあり。先に重点がなんとなくわかるので、習うより慣れろが肌に合うタイプは最短で資格だけを取りたいならこの方法が一番効率がよい。ただし後で忘れやすい。実践>勉強タイプにオススメ。

④ノートにまとめる

②と③を繰り返すと内容が理解できてくるはずなので、①のイメージにそって、できるだけ少ないページで要点をまとめていく。
また、自分の苦手分野や得意分野がわかるようになるので、わかりやすいようにまとめていく。
※④は慣れると簡単な資格程度では必要なくなる


【たくさん資格を取って思ったこと】
・取ってようやくスタートライン
・勉強方法が身に付く
・進学時に特待生枠への評価に使える
・資格手当が付く
・興味関心が増える
・興味あるところだけを勉強すれば、必ずしも資格を取る必要はない



以下余談

今思えば良い思い出だし、そこで雑音のなかでも集中できる力は養われたんだと思います。これはそんな環境で資格勉強をしていた時の話です。

テスト受けたくない人が何度か爆破予告して全校生徒が避難するような高校だった。クラスは誰でも受かると言われるようなところで、逆に受験時の倍率が二倍程度になる人気クラスであった。

推薦枠が半分あるクラスとはいえ、受かった人の1/3は分数の計算もできないような感じで、数学の時間はいつもカードゲームかゲームをしている人で溢れていた。担任も最初の1ヶ月くらいで泣かせてしまいみんなで謝りに行った。

一年生の一学期が終わる頃、GWすら休みのない指導という名の暴力のあるような部活に入っていた私は、「選手以外にも道はある」というそもそも育てる気すらない顧問の発言でついにあきれて部活を変えた。当時はクラスでトップクラスの成績だったので、得意分野で目にものを魅せてやろうと資格勉強を頑張ることにした。

それからは、朝は授業の前に早めに行って資格の講習を受けたり、放課後はこれまた別の資格試験の講習を受けたりとひたすら勉強した。1ヶ月に一回は何かしらの資格試験を受けてた時期もあった。

資格にはそれぞれ難易度によってポイントがあり、通常は三年間でようやくジュニアマイスターシルバーを目指すものだったが、二年の頃にはシルバーを通り越してジュニアマイスターゴールドというものになっていた。いつの間にか新しいことを勉強するのが好きになっていた。

今では小さいものや講習のものも含めると資格は25程度はあるんですが、必ずしも取る必要はないとわかってからは勉強だけに留めています。

あと学生時代に勉強しすぎた反動なのかわからないんですが、趣味については調べずに経験重視の感覚でやってみて、自分で新しく見付けていくのが楽しいので、趣味についてはあんまり勉強しないです。

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