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月夜のアボカド

今夜、Instagramをフォローしてくれているお姉さんから一通のdmが届いた。

それは少し前に投稿したストーリーについての反応だった。原田マハの「あなたは誰かの大切な人」に収録されている「月夜のアボカド」の印象に残った1ページを写真に撮り自分の想いを簡単に綴り、アップした。

私は携帯を手にしてからというもの今も変わらず
SNSが好きだ。中学生の頃はブログを書いていたし高校ではFacebookやInstagram。写真を撮ること、文章を書くこと、自分の記録として収め
何年か経って見返すこと。

そして誰かのSNSを見ることも好き。昔から写真だけをアップした物よりもその時その人がどんな事を感じたのかが言葉にされている投稿が好き。写真から想像するのも一つの楽しみ方だろうが私はやはり文章を読むことが好きなのだ。

ほっぺが落ちるほど美味しいものを食べたとき、
胸がキューンとなるロマンチックな映画を観たとき、唸るほどに素晴らしい言葉の表現を知ったとき、新たな考え方や視点に気付いたとき、仕事で大きな成果を成し遂げたとき。

人は誰かに伝えたくなる生き物だと思う。誰だって自分の話を本当は聞いてほしいものだと思う。少なからず私はそう。わたしがお喋りなだけか笑

そして高まった気持ちのままSNSを開くけれど
こんな事を真っ直ぐに生き生きと書いたらクサイと思われるだろうか、酔っていると思われたりしないだろうか、自慢みたいに聞こえてしまうだろうか。と躊躇してしまう事が多かれ少なかれ誰にだってあるのではないかと思う。

だからストーリーには親しい友達設定ができたりアカウントには鍵を付けることができたり。
どこか小っ恥ずかしくて自ら制限をかけてしまうのだろうと思う。

そんな私もみんなに話すのは恥ずかしいな〜と思って何度か書いては、ケータイを閉じるときもある。

だけど今夜、「悩んでいたところだったので沁みました。シェアして下さってありがとうございます。当たり前の日常生活が幸せそのもので、そんな日々が当たり前ではないと改めて感じました。」との温かいdmが私の元へ届いた。

そのdmを何度も読み返し嬉しくなったし
嬉しいことを、頑張ったことを、胸を張って
みんなが素直に思いのまま発信できる世の中になったらどんなに素敵だろう〜と思った

たまにいいねをくれたりいいねをしたり、、
実際に会ったことはないけどそのお姉さんとは
なにか通じ合えているような気がするしこの先も
またどこかでたわいもない話をしてみたいな。
だなんて胸を弾ませてる。

これがSNSの楽しさで醍醐味だって感じた。
SNSをやらない方が友達と顔を合わせた時の
会話は弾むだろうしネタが尽きないと思う。
そして人間というものは少しくらい秘密や見えないミステリアスな部分がある方が面白いのかもしれない。私は友達にセキュリティガバガバやん!といつも言われている(笑)ほんとその通り笑

でも、それでもやっぱりこの小さな繋がりが
楽しくて仕方ない!

誰かが自分の感情のまま綴った文章を読むのが私は大好きだし、恥ずかしいなんて思わずさらけ出せるようになったら、、もっともっと楽しくなるだろうなと思うのです🌸

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