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「淡海文化を育てる会」淡海文庫について

 琵琶湖・滋賀のファンクラブ「淡海おうみ文化を育てる会」は、湖国の自然、歴史、伝統文化、民俗、風習などに関する継承、啓発、創造のために、「淡海文庫」の発行企画を行っています。


淡海文庫について

 「近江おうみ」とは大和の都に近い大きな淡水の海という意味の「ちかつ淡海」から転化したもので、その名称は「古事記」にみられます。今、私たちの住むこの土地の文化を語るとき、京都を意識した「近江」でなく、独自な「淡海」の文化を考えようとする機運があります。

 これは、まさに滋賀の熱きメッセージを、自分の言葉で内外へ伝えようとするものであると思います。

 豊かな自然の中での生活、先人たちが築いてきた質の高い伝統や文化を、今の時代に生きるわたしたちの言葉で語り、新しい価値を生み出し、次の世代へ引き継いでいくことを目指し、感動を形に、そして、さらに新たな感動を創りだしていくことを目的として「淡海文庫」の刊行を企画しました。

 自然の恵みに感謝し、築き上げられてきた歴史や伝統文化をみつめつつ、今日の湖国を考え、新しい明日の文化を創るための展開が生まれることを願って一冊一冊を丹念に編んでいきたいと思います。

  1994年4月1日

淡海文庫ラインナップ

★2023年12月発売★
淡海文庫71 淡海妖怪拾遺


別冊淡海文庫ラインナップ

別冊淡海文庫 28 江戸時代の長浜湊と船持たち


近江旅の本ラインナップ

近江旅の本 近江の陣屋を訪ねて


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