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がむしゃらに生きることができる職場

  こんにちは!佐賀の伊万里にある養鶏場でインターンシップをしているAkiです。先日、未ヱコ農園のメンバーでBBQをしました。職場で過ごす時間が経つにつれて、できることが増えたり、要領が少しずつ分かってきたりと業務上での楽しさだけではなく、社員さんのことも知る機会が増えました。いつもは業務に追われていたため、今回のBBQではまた違った面から素ヱコ農園が好きになりました。

面白い大人しかいない素ヱコ農園

  素ヱコ農園では社員さんとパートさんを含め6人しかいません。卵の生産から加工、発送までやっているため、一人一人が違う担当をし、毎日大忙しです(私は戦場と呼んでいます)。会社全体を引っ張る社長の松本さん、菓子製造と発信担当のみわさん、養鶏場担当の田中さん、ウェブ関係担当の山口さん、発送担当のみつこさんなど。素ヱコ農園で働いている方々は、前職を離れ、養鶏の世界に飛び込んだ人達です。田中さんは元保育士、みわさんは公務員、山口さんは広告会社を辞めるという大きな決断をしています。それぞれ、前職で感じていたモヤモヤがきっかけとなり、新しい環境に飛び込んだ方々ばかりです。私は人生のターニングポイントを経て、目の前のことを一生懸命行う(仕事)人をかっこいい、面白いと思ってしまいます!

自分の全てを受け入れてくれる人に、囲まれているということ

  BBQでのある話題にて、自分の内なる感情が溢れ出て涙ぐんでしまいました。素ヱコ農園の社員さんは、そんなこと笑いもせず、なんとかしなきゃ感もなく、ただただ自分が考えること思うことを私にぶつけてくれました。私とは違う角度からの考え方、捉え方だなーと聞く一方で、自分が自分でいることができると感じました。普通に暮らしていると、自分が無意識に考えていることや、モヤモヤを外に出し、周りに話す機会は少ないと思います。ある人にとっては、自分を外に出すことが苦手でも、私はその抵抗感があまりありません。どんどん話してぶつけたい派です。そのため、喋りすぎたかなーとか、引かれたかなーっと感じる時も今までありました。私が考えるに、素ヱコ農園で働いている人は自分と向き合ってきた人の集まりだと思います。前職から大きく方向転換した時も、モヤモヤと向き合った時も、自分の弱いところ強いところを知っているからこそ、他人をまっすぐ受け止めることができるのかなと思いました。将来働くなら、変人の私でも面白いと思ってくれる温かい職場がいいなと強く感じました。

個が生きる会社

  社長の松本さんが言っていた、”個が生きる会社をつくっていきたい”という言葉が印象に残りました。人間それぞれ、得意不得意があることは当たり前で、オールラウンダーな人を増やすのではなく、その人が最も得意とすることが発揮できる集団や環境作りに焦点を当てていました。なんて無知なんだろうと自分にガッカリすることも多いですが、2日に1回の頻度で「あっきー面白いよ」って言ってくれる、イジってくれる松本さんに、心のどこかで自分の承認欲求が満たされてるなーと感じています。

働くことの本当の楽しみは一緒に働く人から生まれる

 私にとっての生きる糧は、ヒトの生き方に触れることにあると思ってます。ヒトを深く知ることで仕事をするにも、プライベートを充実させるにも、よし、今日も頑張ろう!と思わせてくれる力が湧いてきます。まさに、素ヱコ農園が掲げている”田舎から価値観を揺さぶる”という理念のもと、日々を過ごすことができています。

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