20240312日経より所感


ベネワン軸にROE改善 「9%超」狙う第一生命、TOB成立へ 保険業界、先行きに危機感 事業拡大・顧客開拓めざす
第一生命ホールディングス(HD)が11日を期限に実施した福利厚生代行のベネフィット・ワンに対するTOB(株式公開買い付け)が成立する見通しだ。第一生命HDは自己資本利益率(ROE)9%超を目指すなかで、ベネワンを事業変革の中核に据える。本業である保険事業への危機感から、保険以外の事業の拡大と新規顧客の獲得に向けて異例の大型買収に動いた。次期中計ではグループ全体の利益に占める海外事業の比率を4割まで高める一方、国内では(1)従来の保険業から「保険サービス業」への進化(2)デジタルを活用した新たなエコシステムの構築(3)非保険領域での事業拡大――の3つを重点テーマとする。
→そもそも保険会社の成り立ちは海運業に対する補償から生まれたらしい。
企業活動のヒトモノカネ情報の中で、以前までは補償を軸にカネを主に取り扱う金融業をメインに成長してきた。
株式会社化や金融商品取扱い解禁、デジタル化など、保険会社は過去から厳しい選択をする環境に晒されてきた。
町の保険会社から脱却して新たな業態を生みだだそうとしている。
それこそカネを基軸にヒト、モノ、情報を掴んでお客様の安心安全を提供するのだろう。
それこそ本来の保険業としての使命なのかもしれない。
今やネットでワンクリックで保険に加入できる時代、販売員が一人一人のお客様へ説明して回るのは非効率ではある。
非保険領域の窓口に保険がある、そのうちデジタル化が加速してきて、好きな会社と契約しておけば、お客様の今の家族情報や資産状況、行動パターン、健康状態、それぞれ組み合わせた保険プランへ自動移行する時代が来るかもしれない。
合わせて子どもの教育や自家用車、貴金属など、全て同じツールで購入し、情報が共有化、全て保険適応という時代が来るかもしれない。
保険とは何か、という本質的な問いに対する、時代に合わせた戦略がこれからの保険会社、総合商社に近いが、様々な活躍をするだろう。
それを牽引できる人材が市場にどれだけいるのか、おそらく銀行、商社と取り合いになるに違いない。


キャサリン妃の写真加工 英王室公開、皇太子夫妻が謝罪
英国のウィリアム皇太子夫妻は11日、X(旧ツイッター)で、10日に王室が公開したキャサリン妃の写真が加工されたものだったと明らかにした。公開後、AP通信やロイター通信は加工の可能性があるとして配信を取り消していた。夫妻は「アマチュア写真家と同様、加工することはある。混乱を招いたことをおわびする」と謝罪した。
 英王室は今月上旬にウィリアム皇太子が写真を撮影したと説明。椅子に座ったキャサリン妃が3人の子どもに囲まれて笑顔を見せているが、APは長女シャーロット王女の左手の部分が不自然に写っていると指摘していた。写真の公開はキャサリン妃が1月に腹部の手術を受けて以来初めてだった。キャサリン妃は1月16日に手術のために入院し同29日に退院した。自宅で療養を続け、王室は術後の経過は良好としているが、公の場に姿を見せないため病状について臆測が飛び交っていた。
→イギリス王室が謝罪をすることはないと思う。いろんな捉え方があるのであくまでも一個人の意見だが、キャサリン妃の体調は問題ない事を見せることで国民を安心させたかったのではないかと思う。
実際に加工はどれぐらいしていたのか、次第ではあるが今時の加工アプリのような目が不自然に大きくなるような加工ではないだろう。
どちらかというと、加工ならまだ良し。
フェイク画像なら最悪、といった感覚だ。
イギリス国民の王室への感情は、天皇制をしいている日本国民は分かりかねるところがあるかもしれないが、ダイアナ妃の人気や、様々な活動を見るに国民の関心ごとな一つだろう。
ぜひ加工など謝罪せずに、理由をしっかり述べてほしい。

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