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【腎不全の治療】判断基準を知ってびっくり!慢性腎不全の負のループから抜け出そう!!

猫の慢性腎不全に悩まされている患者さんは多いです。
しかし、その中でも本当に慢性腎不全の子はそんなに多くないです。

ただの誤診という名の、気のせいです。

飼い主の方々は、血液検査結果の「尿素窒素(BUN)」の数字を見せて僕にこう言います。

サニー校長の会話

≪飼い主さん≫
「腎臓が悪いんです、うちの子。。。」
「腎臓という臓器は元に戻らないから、もうあきらめるしかないですか?」
「腎臓が悪くて、腎臓の治療を受けているんですが、全くよくならないんです」
「徐々に痩せていって…療法食も食べないで。。。」

≪Sunny≫
「尿素窒素(BUN)は腎臓の数値ではないので、それを見てもわからないです。他の数値や身体検査からして、この子は腎臓悪くないですよ。だから、諦めるもなにも…最初から悪くないんじゃないですか?」

診察室で、獣医学の教科書を開き、腎臓の評価方法を確認してもらいます(写真①)

≪飼い主さん≫
「本当ですか?????????????…パニック」

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≪Sunny≫
「腎臓の指標にするのは「クレアチニン(Cre)」です。本当です。尿素窒素(BUN)だけでは、何の役にも立ちませんよ~。臨床的にも、きちんと腎臓の治療をしていくと元気な子ほど尿素窒素(BUN)が上がっていき、クレアチニンが下がっていきます。逆に言うと、尿素窒素(BUN)が正常範囲より高くないと、健康じゃないってことです」

腎臓が悪くないのに、腎臓の治療をされてれば、そりゃ治らないし、少しづつ弱っていくだけ。定期的に点滴して、水分いれれば誰だっていくらか元気になるんです。人間だったら、二日酔いで点滴したらすぐ治るのと一緒。皮下補液ですら腎臓の治療ではなく、ただの水分補給です。そして、よく処方されている「活性炭」。あれも毎日飲んでたらダメね。

腎臓の治療は、一番は食事と根本治療
きちんと食事で土台を作りながら「根本治療」をして再発さえも抑えていくこと。
食事のポイントは「塩」と「水分」と「脂質」と「蛋白質」
根本治療のポイントは「意識」

ペットフード、療法食などに入っていない「天日塩」や「岩塩」、「食材の中に入っている水分」、良質な「脂質」や「蛋白質」
をほんの少しでも食事として与えることが出来れば、みるみるうちに慢性腎不全は完治へ進んでいきます。

19歳や20歳で来院する猫ちゃんも少なくないですが、そんな子たちもどんどん若返り、しまいには発情すらする始末。。。化け猫だね~

「これらって、ペットフードや療法食に入ってないの?」って?

「…入ってません!!!残念!!!」

ということで治療を始めていきましょうか^_^

サニーズアニマルクリニック 

サニーズアニマルクリニックは国内唯一の「根本治療専門病院」です。
まだまだ世界で見ても「根本治療」を行っている病院は無いです。
〜なぜ、「病気を根本的に治す」という病院が無いのか???〜
根本治療は、ペットである動物だけではなく、飼い主さん含め家族全体にアプローチするものだからです。
その家庭独自の対応を共に考えていくため、家族との対話に時間がかかったり、ペットとのコミュニケーションを含めた食事療法や症状の見方の指導、飼い主さんへのカウンセリング指導などを徹底して行うため、一般の動物病院では行うことができません。
動物業界、医療業界的のブラックボックスである「根本治療の領域」に踏み込んだのがサニーズアニマルクリニック になります。


【サニーズアニマルクリニックHP】
国内唯一の根本治療専門動物病院HPです♪
http://sunnys-academy.com/
【Youtube『 Sunny's ちゃんねる 』】
動物、飼い方、病気のことを毎日配信しています♪
https://www.youtube.com/channel/UCiYBRMpRtPCh2S6ELDezVlg…
【サニーズアニマルアカデミー(月額1000円)】
Youtubeなどの無料コンテンツに関してはどこにでも載っているような普遍程な内容を書いています。
アカデミーでは「実際に今飼い主が何をすればいいのか?」についてサニー校長が記事を毎週書いています。詳細は下記で確認してください↓
https://sunnys-academy.com/academy/

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