出雲 神在祭 参加ログ2 (出雲大社)
出雲大社へは、子供のころから何度かご参拝させていただいていました。
でもその頃はまさかレイキヒーラーになって、
目に見えない世界の仕事をするなんて、かけらも思っていませんでした。
安定・堅実が一番ホッとする人間だからだと思います。
目に見えるもののほうが安心できるし、経理は堅いお仕事で、なんとか食べていけるかもと思ってました😅
今まではただの観光でご訪問させていただいていましたが、
今回はこれから「目に見えない世界の仕事」をしていくため、
仕事とのご縁・人とのご縁・環境とのご縁、そして神様方のご縁をいただくためにご参拝させていただきました。
願い事がモリモリですね。。
でも神在祭でご訪問できる期間は限られているので、
恐縮ですが、今回はできるお願いごとは全部お願いさせていただいて帰ろうと思っていました。
鳥居をくぐり境内に入ってすぐ目に入ったのは、祓社(はらえのやしろ)で参拝する方々の行列でした。
お一組お一組で参拝されていたため、長蛇の列になっているようでした。
まだ昼前で時間的にも少し余裕がありましたが、並ぶにはつらい長さの行列だったたので、
社の斜め前の階段下で2礼4拍1礼をして、ご参拝とさせていただきました。
(翌日は、きちんと列に並び正面でご参拝できました。
その時、ちょうど観光案内されている男性が、観光客の方たちに参拝方法を教えていらっしゃり、並んでいる私たちも聞かせていただくことができました。
2礼4拍、「祓え給い、清め給え」を3回唱えて、1礼とのことで、
私も同じように参拝させていただきました)
境内のゆるやかな下り坂を進むと橋が見えてきました。
おそらくそのあたりから、お社方向から圧のようなものを感じ、これが神在祭のパワーなのかと思い、
いったいお社はどんな雰囲気なのだろう😳と思って進みました。
お社前の手水舎に着き、手を清め、お社への鳥居をくぐって中に入ると、
以外にもお社からの圧ではなく、地上から頭上に抜けるような感覚を覚えました。
スカッとしていて、力が満ちていて、気持ちの良い空間でした。
人によって色々な感じ方があると思うので、
私はスカッと感じるのかあ、と新しい発見でした。
着いてすぐ、大国主命様にご挨拶をさせていただきました。
いつもありがとうございます。とお礼を申し上げて、今回の旅の目的を言えたか、言えなかったか、
その後に、無性に涙がこみあげてきて、お社の前から斜め前の手すりの近くへ移動し、人の邪魔にならないところでボロボロ泣いていました。
大勢の参拝者の方たちへと同じように、私にも「ようきた、ようきた」とおっしゃってくださっているように感じ、とてもうれしかったんです。
やっぱり神様・仏様はお優しいなあ、と昨日に続いてまた感動し、
ひとしきり泣いてすっきりした後、大国主命様に再度お礼を申し上げて、色んなお社を見て回り、参拝させていただきました。
特に、全国からいらっしゃった神様方が滞在されている十九社(じゅうくしゃ)と、
全国の稲荷社の御祭神でいらっしゃる宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)様を祀られている釜社(かまのやしろ)は、
いつも大変お世話になっているので、ご参拝できてうれしかったです。
境内をひとしきり周り、お昼の時間になりました。
実は昨日からあまり良い食事をとっておらず、今朝もホテルの朝食をたくさんとれず、おなかが減っていました。
出雲に行ったら蕎麦を食べよう!と楽しみに来たはずなのに、
昨日の食事は「東京で買っておいたコーンパン」「値引きシールのついたカットメロン」「よもぎもち」「甘酒」「たこ焼き」。
炭水化物ばっかりやないか~い!と男爵から突っ込みが入りそうなラインナップでした。
というのも、私は添加物モリモリの食べ物、劣化した油、食べ手を配慮していない食べ物が苦手なようで、
食べると気持ち悪くなったり、体調が悪くなることがあるため、
飲食店や惣菜店は、大丈夫なところとダメなところとに結構はっきり分かれてしまいます😅
しかも今は出雲の神在月で人がたくさん滞在中、
ホテル近くの出雲市駅周辺の美味しそうな飲食店は人がいっぱいで、19:00になるとチェーン店や居酒屋以外のお店はすぐに閉まってしまっていました。
上記の食べ物は、飲食店の閉店後見つけたスーパー等で購入した食料でした。
「たこやき」は売り手のおかあさんが素敵な人だったのと、もともと大好きな食べ物なので、油のことを考えれば食べないほうが良いのですが、食欲に負けてついつい買ってしまいました。
今回はそんなに気持ち悪くならなかったから良しとしよう。
そんなわけで、次の日のお昼時、朝ごはんも色々あってたくさん食べられなかったので、すごくおなかがすいています。
限界です。
昨日、人がたくさんいて飲食店で食べられなかった経験を踏まえ、
出雲大社の近くの飲食店ではなく、できるだけ遠い飲食店でご飯を食べようと思いつきました。
もちろん、昨日食べられなかったお蕎麦です。
現在の時刻が14:15頃、そのお店のラストオーダーが15:30。行ける!
そのお店が蕎麦にもつゆにもこだわっているお店のようで、わくわくしながら向かいました。
割子蕎麦(3段や、5段の器の中に蕎麦が入っている)、ご飯もあるとのことで、蕎麦を何段食べようかと考えていました。
途中違うお蕎麦屋さんを見つけましたが、いや、あのお店で食べるから!とスルーして、やっと到着した目当てのお店は、すでに蕎麦完売で閉まっていました。
心が折れそうでした。
なぜここまで食事運がないのか…?
いいえ違います。出雲の神在祭の込み具合と、地方の飲食店のキャパシティを全く把握できていなかった結果なのです。
結局途中で見つけたお蕎麦屋さんも定休日だったり、閉まっていたり。もうHPはエンプティ間近です。
お腹が空いてしょうがなかった私は神様に祈りました。
新しいお仕事についてお願いに来たのに、さらに食事のことでもお願いしました。
「おいしいお蕎麦が食べたいです。神様どうかお願いいたします」
その後、出雲大社の正面の神門通りを「お腹空いたなあ」と、とぼとぼ歩いていると、
目の前の飲食店から女性お二人がひょいっと出ていらっしゃいました。
お店の入り口の上にある看板には「甘味喫茶」と書かれています。
その下に「出雲そば」の暖簾もあったのですが、喫茶店で蕎麦はないか…と思っていると、
「意外とお蕎麦おいしかったね~!」と女性のお一人がもう一人の方に声をかけられました。
お連れの方も「そうだね~」と答えて去って行かれます。
え?おいしいの?
よくみると足元のホワイトボードに、お店の出雲そばの説明がありました。
「完全手打ち」「十割蕎麦(そば粉100%)」「ダシ(そばつゆ)も店仕込 しかも無添加なんです!」と書いてあります。
すごく美味しそう!!
店の入り口に張り紙で「蕎麦40分待ち」のような言葉が書いてありましたが、食べられるなら40分待ちます!!と慌ててお店に入りました。
結果からいうとこのお店が大正解で、
比較的にすぐに席に案内していただけ、
蕎麦もすぐに提供していただけ、
親切でイケメンなおにいさんが丁寧に割子蕎麦の食べ方を教えてくれ(よく見たら食べ方の説明書きが置いてあった、おにいさん忙しいのに丁寧にありがとう)、
そして待ちに待った割子蕎麦は安くてボリュームいっぱいでおいしかったです。
薬味の一つの海苔はちょっと磯の香りがするので、好き嫌いがあるかもしれないですが、
もう一つの紅葉おろしを蕎麦と一緒に食べると、ピリッとして本当においしかったです。後味も良かった。
セットの甘味「ぜんざい」も本当においしくて(語彙力がない)、やっと心からほっとできました。
しばらくして、入り口に「蕎麦完売」の文字がかけられたようで、
ギリギリで食べさせてもらえたことを知り、
2日連続でお蕎麦が食べられなくなるところだったんだとヒヤリとしました。
神様方が出合わせてくださったお店だなあ、と感謝の気持ちがこみあげ
「神様、ありがとうございます」と心の中でお礼を申し上げていました。
おなかが膨れて次に思ったのが、神迎祭の時に神様たちがいらっしゃる稲佐の浜に行ってみよう!でした。
なんてことはない、先ほど閉まっていて断念したお蕎麦屋さんが、稲佐の浜へ行く道すがらにあったんです。
のんびり、のんびり、道を進んで、広い水平線の見える浜に到着しました。
空は青く、夕日はまだ水平線の上にありましたが、太陽の外輪が淡く赤くなりかけていました。
空にはまるで龍様方がいらっしゃるかのような雲。
稲佐の浜にある弁天島には、鳥居とお社があり、神仏習合の時代では弁財天様が、今は豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)様が祀られているそうです。
写真を撮り、ご参拝いたしました。
夕日が弁天島に重なる場所を見つけて、パシャリ。
その後は、稲佐の浜の海辺でしばらくぼーっとして過ごしていました。
この世に生まれてきた人はみんな同じだと思いますが、
生まれてからこれまで、たくさんの出来事がありました。
つらいことも、かなしいことも、心から腹が立ったことも、相手を傷つけてしまったことも、迷惑かけてしまったことも、後悔したことも。
海をじっと見つめて、潮騒を聞いていると、そのわだかまりみたいなものがすーっと消えていくように感じました。
山は力強い浄化の気を感じて好きだったのですが、
海はこんな風にまるごと包んで癒してくれるのか、とありがたい気持ちがわきあがりました。
嬉しい、ありがたい発見でした。
お昼から時間が経ってまたおなかがすき始めたので、
ホテル近くの出雲市駅周辺でまた飲食店を探したのですが、やはりピンとくる飲食店が見つからず、
結局この日の夜ご飯は「ほぼ添加物の入っていないグミ」と「昨日の残りのよもぎもち」「昨日の残りの甘酒」等になってしまいました。とほほ。
翌日の朝ごはんはたくさん食べよう、と決めました。
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