【母子留学準備】現地での保険について
2024年4月からマレーシアのクアラルンプールに母子留学中のSunnyです。
現地での保険はどうしているか?について書いています。
渡航前にLINEで見積り相談
学校から受け取った資料に“学生VISAとガーディアンVISAを取得するには、親子ともに保険に加入していることが必須”と書いてあったので、検索してたまたま目にとまった『海外保険Times』にLINE相談をしてみました。
保険プランの見積もりに必要な情報を送ると、このような提案が返ってきました。
企業派遣の場合や金銭的余裕がある家庭ならともかく、個人でこんな高額保険に入れるかいなっと「もう少し価格を抑えたプランはありませんか?」と問い合わせるも…
想定していた保険料が一桁ちがっていたので、ひとまず会話を終了。
いくつか保険会社のホームページをチェックしましたが、高額プランばかりで加入先が決められず、出国直後に何かあればJALカードとEPOSカード自動付帯の海外旅行保険で対応するつもりで一旦保留しました。
上記の通り、クレカ付帯の海外旅行保険は、有効期限が出国から3ヶ月以内とあり、定期的に一時帰国の予定があればそれなりにカバーできますが、長期滞在となると4ヶ月目以降は補償対象外となります。
また、違法滞在を避けるためにも必ずVISAを取得する必要がありますが、クレカ付帯の海外旅行保険では、VISA申請時に必要な書類”Applicant's Health Insurance Policy”を準備することができません。
早々に保険加入先を決めなきゃ!と検索したところ、日本で調べた時にはたどり着けなかったTOKIO MARINE(東京海上マレーシア)、Cigna、Allianzなどのホームページにアクセスすることができました。
TOKIO MARINE(東京海上マレーシア)の保険に加入
各社プランをしっかり見比べた訳ではありませんが、聞きなじみのある東京海上なら安心だし、有事の際に日本語でスムーズに相談できるだろうと思い、まずはメールで問い合わせ。
祝日があけるとすぐに返信があり、”We acknowledge your request to apply the health policy for the visa purpose”と手慣れた感じで案内パンフレットと申込書が送られてきました。
保険プランを選択後、オンラインで申込書に記入し、英文婚姻証明書、英文出生証明書、学校の入学許可書、パスポート(すべてPDFファイル)を添付して返信。
我が家が加入した保険は、まさにVISAを取得するために入りました的な最安値プランで、入院を伴わない医療費は自己負担。入院を伴う医療費や手術費、死亡補償諸々のカバー額は一番低いもので、保険料は年間RM395.90でした。
《金額内訳》
母RM200+子RM127+子RM127+Rebate15%+Stamp Fee RM10=RM395.90
クレジットカードで支払いを済ませると承認レターが発行されたので、無事VISA申請に必要な書類を揃えることができました。
自己負担を覚悟する
有効期限つきクレカ保険に加え、現地の医療保険に一応入ったものの、海外で補償請求をした場合、こちらの希望がどれぐらい叶えられて、どれぐらい時間や手間がかかるものなのか? 想像がつかない分、有事の際はあらゆる面で痛手を負う覚悟は持っておかねばという気持ちでいます。
もしもの場合に備えて、もっと手厚い保険を選択する方法もあったかと思いますが、
2人の子供は体調が急変しやすい幼児ではない
日本にいる時、子供たちと私はめったに病院にかかることはなく比較的丈夫
病気やケガで通院した場合、数千円〜数万円の治療費は支払い可能
一生に関わる重大な出来事が起こった場合、夫の扶養家族の下、保証があるから現地の保険ですべてカバーしようとしなくて大丈夫(なはず)
もっと手厚いプランにしておけば良かったと後悔することがあれば、その時に思えばいい
こうしたスタンスで現地の簡易型保険に入りました。
家族の誰かが健康を害せば日本から助けに来てもらったり、こちらが緊急帰国をしなければいけない事態に陥る可能性もゼロではなく、渡航費用だけでも大金が必要になります。急遽、母子留学を終わらせるとなると違約金が発生したり、デポジットを回収せずに帰国することだって十分にありえます。
こればかりはその時になってみないと分かりませんが、こうしたリスクを抱えてでも子供たちとマレーシアで生活をしたいと決めたのは私。
できる限り健康管理に努め、ある程度の蓄えを持って備えることぐらいしかできていませんが、問題が起きた時は粛々と対応する覚悟を忘れず、今日も家族が無事過ごせたことに感謝したいと思います。
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