シェア
mitsumi
2021年4月2日 16:17
もし君の形が見えるならそっと指でなぞって追いかけるずっとそばにいたいと願うならぎゅっと握ったその手を離さないこと時にさまよって見失っても忘れないこと不意に奏でて重なり合った音 嘘みたいな奇跡教えて欲しいあなたをここにいてもどこにいても名前を呼んでそしていつか手を取って駆け出していこう…深い森で…もし君が何かがわかるならきっとここに私はもういないずっとそばにいたいと願うな
2021年4月6日 10:09
ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんてどんなに想ってみてもわかりはしないだから今きみを想う 全力できみを想うきみの好きなことを想う ただそれだけいつものように起きて「おはよう」は忘れずに珈琲がおちてゆく パンが焼けたら食べよう何ひとつ変わらぬ中で きみだけがぽっかり抜けてそれでも僕はここに居て 日々を生きてるほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんてどんなに想
2021年4月3日 11:50
夕暮れ色に溶けてただ僕は笑っていたこのまま夜になって朝が来るのを待ってそしたら何か違うものになってたらいいな、なんてしょうもないことばかり考えていたっけ…朝焼け色に溶けてただ君は笑っていたこのままここにいてただ空を見上げそしたら雨は通り過ぎてしまったらいいな、なんて風まかせなことばかり考えていたっけきみのこえはきこえないぼくのすがたはみえない僕らはすれ違いばかりを繰り返す
2021年4月7日 10:27
小さな窓から 空を見上げる灰色の空を踊る綿雪言葉一つもかわされぬまま時計の針は無情に廻りゆらりゆらりと 待っているその時が来るのを 待っている昨日届いた君の手紙は尖ったハサミそんな感じで甘く優しい思い出話 そしてさよならふわり、ふわりと、落ちる綿雪ふたりでつけた足跡消して何もなかったように微笑み そしてさよなら君の瞳に嘘などなくて僕の瞳は宙をさまよう幸せのおと 聞こえ
2021年4月7日 10:30
あの日君とした約束は今はもう思い出せないけれど今日の晩御飯は何だろう?そんなことは考えてたと思ういつも君と見たあおぞらは今もなおまぶたの裏にあって明日の行方など 誰ひとり考えちゃいなかった 多分あれから何年も時は過ぎ時々は忘れていたりする今をそんな頑なに責め立てて強がって 生きなくていいよ頑張ることで平衡を保つ君を僕は痛いほどよく知っている僕の分も幸せでいて垂れ