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Lyrics(昧爽color)

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2017年12月に発売したmitsumi 2nd mini album 『昧爽color』に収録した楽曲の歌詞を掲載しています。
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2021年4月の記事一覧

dreaming

もし君の形が見えるなら
そっと指でなぞって追いかける
ずっとそばにいたいと願うなら
ぎゅっと握ったその手を離さないこと

時にさまよって見失っても忘れないこと
不意に奏でて重なり合った音 嘘みたいな奇跡
教えて欲しいあなたを
ここにいてもどこにいても名前を呼んで
そしていつか手を取って
駆け出していこう…深い森で…

もし君が何かがわかるなら
きっとここに私はもういない
ずっとそばにいたいと願うな

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きみがのこしてくれたもの

ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんて
どんなに想ってみてもわかりはしない

だから今きみを想う 全力できみを想う
きみの好きなことを想う ただそれだけ

いつものように起きて「おはよう」は忘れずに
珈琲がおちてゆく パンが焼けたら食べよう

何ひとつ変わらぬ中で きみだけがぽっかり抜けて
それでも僕はここに居て 日々を生きてる

ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんて
どんなに想

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夕暮れ色に溶けてただ僕は笑っていた
このまま夜になって朝が来るのを待って
そしたら何か違うものになってたらいいな、なんて
しょうもないことばかり考えていたっけ…

朝焼け色に溶けてただ君は笑っていた
このままここにいてただ空を見上げ
そしたら雨は通り過ぎてしまったらいいな、なんて
風まかせなことばかり考えていたっけ

きみのこえはきこえない
ぼくのすがたはみえない
僕らはすれ違いばかりを繰り返す

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end roll

小さな窓から 空を見上げる
灰色の空を踊る綿雪
言葉一つもかわされぬまま
時計の針は無情に廻り
ゆらりゆらりと 待っている
その時が来るのを 待っている

昨日届いた君の手紙は尖ったハサミそんな感じで
甘く優しい思い出話 そしてさよなら
ふわり、ふわりと、落ちる綿雪
ふたりでつけた足跡消して
何もなかったように微笑み そしてさよなら

君の瞳に嘘などなくて
僕の瞳は宙をさまよう
幸せのおと 聞こえ

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あおぞら

あの日君とした約束は
今はもう思い出せないけれど
今日の晩御飯は何だろう?
そんなことは考えてたと思う

いつも君と見たあおぞらは
今もなおまぶたの裏にあって
明日の行方など 誰ひとり
考えちゃいなかった 多分

あれから何年も時は過ぎ
時々は忘れていたりする今を
そんな頑なに責め立てて
強がって 生きなくていいよ

頑張ることで平衡を保つ君を
僕は痛いほどよく知っている
僕の分も幸せでいて
垂れ

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