見出し画像

テキーラロドリゲスのNOMADOコラム #13

前回、こちらのNoteで私のドクダミ女子っぷりを掲載しました。
そこでドクダミシリーズ第二弾にて完結編(!)をご紹介したいと思います。

実は一年ほど前から仕込んでいたドクダミ化粧水が完成しました。
こんな風に書くと、美容に多少は上昇志向を持った人だと勘違いされがちですが、私は日本で2番目くらいに、美容業界にお金を落としていない自信あり!
正直言ってしまうと、どれを使っても、“これが手放せないわ!これからはこれで行くわ!!”などという運命の基礎化粧品に出会ったことが無いのです。
どの化粧品も特段悪さをするわけでも無いし、かといって私のブラックホールのような顔中の毛穴が閉じることもない。顔を洗ったら、形式的にとりあえず液体的なものを顔に付けておきましょ、って感じで、、、、。

ドライフラワー

しかし、一念発起して皮膚科に行き、レーザーでシミを取った2年前の冬。
涙袋あたりのシミも気になっていたけど、そのあたりは皮膚が薄いところなので、ドキドキ。でも初めてのシミ取りに妙なアドレナリンが出てしまい、思い切ってドクターに『先生、そのシミも取ってください!』とシミ取りレーザーガンをぶっぱなしてもらったら、バンッ!!のけぞり、顔に風穴が!
って、ちょっと大げさですが、一応大人だから泣くのは我慢しましたが、なかなか痛かったのです、しくしく。

一念発起してシミ取りレーザーをやりましたが、キリが無い、冬にしか出来ない、私の顔中のシミ取ろうと思ったら一軒家が建つ程お金が掛かる(!)、などなどから、なるべくシミを作らないようにしないと思っていたところ、「そうだ、ドクダミで化粧水を作ってみよ」と思い立ったのです!!!

ドクダミチャンク

作り方は簡単。
外に出て、ドクダミをウロウロと探し、50枚ほど良さそうな葉っぱを摘んで、洗って、乾かしたら、綺麗に煮沸消毒した瓶の中に果実酒用のホワイトリカーと一緒に入れて、3か月待つだけ!(私は1年漬け込みました)
これを、清潔な小さめの容器(私は以前使っていたローズウォーターのスプレーボトルを再利用)に少し入れて、精製水で薄めて、グリセリンを混ぜたら出来上がり。
保存料などが入っていないので、冷蔵庫に入れながら使用。1週間程度で使い切って、また作っての繰り返しです。
ホワイトリカーで作ったドクダミ液:グリセリン:精製水=1:1:8くらいが目安で、あとはお好みで調整可能です。
ドクダミの葉っぱを漬け込むので時間は掛かれど、作り方はとっても簡単。
むしろ一番の困難は、、、ドクダミの葉っぱを外でこそこそ摘むのが恥ずかしかった事かも~。
で、気になる使用感ですが、語彙力が無く、なんと伝えていいか分からないのですが、、、うん、いい感じです。グリセリンの量など、自分の好みの配合で調整できるし、季節によってサッパリにもシットリにも。基本的には変な添加物も入っていないと自分が一番分かっているので安心して使えます。肌への効果は、これから長い目で見ていかないといけないのですが、とりあえずは及第点かな。

化粧水

現代は沢山の良いモノや素敵なモノが沢山あって、選択肢も豊富でとても便利。
国内だけにとどまらず、海外からでも色々買える時代です。
でも、便利が溢れかえりすぎて、選びきれないというか、途方に暮れちゃう時もありますよね。
選ぶ楽しみに少しだけ疲れたら、作る楽しみに挑戦するのもアリかもと思った化粧水づくりでした。

iguana寝てる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?