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11/28 LiLii Kaona 3rdワンマン所感

2020/11/28 1st Single“キヲク” 発売記念ONEMAN LIVE
@青山月見ル君想フ


4月から再々延期となって遂に開催されたLiLii Kaonaのワンマンライブへ行ってきた。
結論から言うとめっちゃ良かった。

LiLii Kaona(以下リリカオ)は、KOYUKIちゃんとYUKAちゃん(めんどくさいのでここからはポップに平仮名で書きます)の2人で、グループの軸となっているのはこゆきちゃん。この子が振り付けも全て担当しているし、しかしとにかく唄が上手い。
こゆきちゃんは些かハスキーでざらついた声、ゆうかちゃんは逆に丸みを帯びた倍音の多い声で、その歌声と楽曲の組み合わせが面白い。

特典会も必ず2人揃って行われるんだけど、ちょっとおっとりしてるけど毒舌タイプのこゆきちゃんと、マシンガントークだけどそんな相方をなだめる役割のゆうかちゃんと、ここでも組み合わせの妙ができているんだよね。

プロデューサーの三嶋さんはとても雄弁な方で、ヲタクの素朴な疑問にも気さくに応えてくれる方。
三嶋さんが同じく運営されているリリカオの後輩グループのSuzurihaについて、「一聴するとポップだけど、コード進行や転調がとても難解で面白い」という会話を交わしたことがある。
これに関して三嶋さんは「リリカオみたいな楽曲だといくらでも難しくできるけど、Suzurihaみたいなポップな曲をちょっとひねくれた作りにした方が面白い」といったことを話されていた(気がする)。

これは裏を返すと、リリカオはあくまで美メロのポップさに軸を置いた楽曲のグループだと思うんですよね。
確かにハマりたてのころ、知り合いのヲタクに勧めたりしている過程で、ちょっとダークで難解そうなイメージを持たれているなと感じたことはあるんだけど、本質的にはめちゃくちゃポップなんですよ。

ワンマンの話題から完全に脱線した、、
ということで今回のワンマンについて。

先に書いた通り、このライブはもともと4月に開催される予定だったものの、コロナ禍の影響もあって2度の延期を経て、今回の開催に至ったもの。
自分とリリカオの出会いは今年の頭だったので、ワンマンが見られる!とハマり出したころ意気込んでいたものの、非常に口惜しいタイミングとなった記憶がある。

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今回のライブは「Reverberation」から始まった。リリカオはフロアと振りコピで一体となるような楽曲は多くないが、この曲はサビで腕を一様に振ることが出来るポップな1曲。
でもただ単純に振るだけじゃ終わらないのがいい感じにひねくれている。初見は騙されたよね。笑

その後も「Europa」、「atmosphere」など昨今のライブの定番曲が並んで一旦2人が退場して第1部終了。

2部が始まって突然謎のダンサー(後述します)が、ソロダンスを披露し始めてフロアが困惑している中、聴き慣れたベースラインが流れ出す。当日限定でシングル「キヲク」の特典として配布すると告知されていた「琴の緒」の別バージョンだった。

原曲に較べて和のイメージを更に強調したリミックスバージョンでとてもかっこよかった。

第2部のMVPは「秘密の森」
この曲はこゆきちゃんの伸びやかなボーカルが殊にフィーチャーされているのだけれど、この日は自他共に認める絶好調で、ピッチの精度やビブラートなどがもう素晴らしかった。と、ここで第2部が終了。

第3部からはまさかの新衣装。​新曲の「Orb」を皮切りにラストの「Cleome 」までノンストップで駆け抜けて終了。
道中で出てきた謎のダンサーはこゆきちゃんの先輩の方だったと、ここで明かされた。

…結果的にワンマンの感想よりプレゼン(?)の方が長くなってしまった、、
前日のキスエクでも思ったけど、個人的にはリリカオもすごく潜在能力が高いし、ライブを見るたび良くなっていると思うので、こちらももっと皆に認知されてほしいグループだなと毎回ライブを見るたび思うな。改めていいライブでした。


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