SAYONARA あの日の幼い心

あの夜・・・
自分の可能性を否定されたようで
すごく悲しかったの

まだ何も始まっていないのに
「あなたには無理だよ」って

小さい時からずっと見てくれていて
それ故に性格もよく分かっている
だからこその言葉

未熟な私には飲み込めなかった
だから勢いで家を出た
頑なに閉ざした心

夜の公園
ブランコに座って空を見上げれば
水の向こうで滲む星の姿

頬を雫が二筋伝い
やがて気持ちが落ち着いていく
少しずつ荒波が引いていくのが分かる

すっかり凪いだ心を見つめ
素直に謝れと訴える
それでも頭と足は素直じゃない
家に向かない

気持ちを込めて「ごめんなさい」って言えるまで
もう少しブランコに座って星を見上げていよう
ホント素直じゃないんだから・・・
バカなキミボク

共通項などないのかもしれないけれど
昨日聴いたこの曲で
思い出した昔の私
身体も精神も幼かった頃の・・・出来事