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フリーレン2話のごはん


「フリーレンの2話にでてきたごはんがたべたい」
とリクエストがあったので、
銀鮭を買って、あとは家にあるものでそれらしくなるようにつくってみた。

鮭のソテー、シチュー、パン
原作にも食卓の描写はあるのかな。


大きめの切り身の形を崩さずに仕上げるにはどうしたらいいのだろう…
オーブンで焼くと、絵のようにみずみずしい感じにならずに、水分がとんで固めに仕上がりそう。
(それにオーブンの中に脂とぶし魚のにおいがつきそう)
小麦粉をはたいて焼けばもっとこんがりした焼き色になりそうだから、ムニエルではなさそう。
でも単に焼くんじゃ崩れたりパサついたりしそうだし、どうしたものかと考えて、
まず塩と砂糖を振り、しばらく置いて出た水分をよく拭きとり、おろしにんにくを溶いたオリーブオイルに1時間ほど漬けてから、
絵にあるローズマリーとにんにくをじりじり焼いたオイルで煮焼きするイメージで、身の方から中弱火で火を通した。
しっとりやわらかく焼きあがって、満足のいく出来になった。
大きな切り身を飽きずに平らげられるように、ソースはレモンを絞った。焼けた鮭を取り出したあとのフライパンに白ワインとレモン、塩、醤油少しを加えて乳化させて、すこし煮詰めた。

付け合わせは、右のはにんじんのグラッセだろうとおもうので、稲田俊介さんの「ミニマル料理」に載っている、にんじんバター水塩クミンを鍋に入れ蓋をして蒸す、にんじんの甘みを味わうグラッセをつくった(すごくいいレシピで大好き)。
左のは、マッシュルームとチャイブか何かを和えたものに見える。けどどちらも手に入らなかったので、きのこ仲間のしめじ、緑のなんか細いやつ仲間のいんげんで代用。
しめじは水分とばすように炒めいんげんは茹で、どちらもしっかりめに塩をして、スライスしたにんにくといっしょにオリーブオイル漬けに。
チャイブは酢が加わると変色してしまいそうだし、味付けは案外似たような感じだったりして。

クリームスープのようなものは、カブが入ってるぽいけど時期じゃないので、ズッキーニを入れた。
夫がシチュー好きなので、スープじゃなくシチューに。絵では何か肉のようなものが入ってるようだけど、鮭に肉にとぜいたくすぎるので、肉っ気はすこしベーコンを入れるくらいにした。

お茶は、フェルンかハイターが育てたハーブか何かを淹れたものかな。
このメニューはいつもの食事?フリーレンを迎えた初日の、おもてなしのもの?
つくったのはフェルン…?さすがにこの時点では幼すぎるからハイターかな。
おいしいもの好きのフリーレンのことを考えてつくったのだろうか。
…いろいろ想像しながらたべた。

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