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フィリピンのセブで韓国人女児の誘拐事件が発生、犯人は被害者女児や家族と面識のある32歳男性

マレーシア在住ですが改めて防犯面で気をつけなきゃと思ったのと、住み込みでメイドを雇っていた身としても身をつまされる思いをしたニュースです。


事件の概要

フィリピンのセブ島で、韓国人女児(8歳)の誘拐事件が発生しました。
誘拐された場所は、7Dの工場のすぐ近く。
犯人は被害者宅でスーツケースに被害者を閉じ込めて数百メートル歩き、車に乗って逃走。
事件発生から7時間後に犯人逮捕。
女児は無事ご家族のもとに返され、病院で診察や検査などを受ける予定。

韓国のニュースとフィリピンのニュースだと内容が少し違うので、双方ご紹介します。

韓国のニュース


いくつかのニュースソースを総合すると、
・犯人は、被害者家族が住む家のオーナーの身内
・親御さんはお子さんの不在がわかり、即近所の防犯カメラのデータを入手
・犯人の顔と車のナンバーが割れる
・それを元にソーシャルメディアで拡散、協力を要請
・韓国大使館にも連絡、大使館のセブ分館が現地警察に協力を要請
・7時間後に、近所の建物の廊下に隠れていた犯人を逮捕
・犯人は全く反省していない

という感じのようです。
※メディアによって「親は犯人から脅迫文のテキストが来るまで誘拐に気づいてなかった」という情報もあります

◾️ニュース記事一例


なんとなくですが、「韓国人を怒らせたらただじゃおかねーぞ」というのを感じました。
日本はどうなんだろう。大使館が地元警察にゴリゴリ働きかけてくれたりするんでしょうか。

フィリピンのニュース

・犯人は被害者宅のオーナーの弟で、かつ被害者宅のcaretaker(掃除夫?雑用係?)
・被害者は韓比の二重国籍で、お母さんがフィリピン人、お父さんが韓国人
・記事によっては被害者の名前や写真が掲載されているものもあり
・被害者のアパートは、2階と3階を被害者の祖父母と両親が借りていて、1階は空室
・被害者は、近所で叔母がやっているサリサリストアに1人で飲み物を買いに行き、帰ってきたところを犯人に1階の空室に連れて行かれ、そこでスーツケースに閉じ込められ、そのまま誘拐される
・誘拐されたのは10日の正午ごろ、警察への通報は午後5時ごろ
・同じ日の午後8時ごろ、犯人が借りてた家にいたところを逮捕、女児を救出
・犯行の動機は、この家で盗みを働いたことを女児の祖父母に告発?咎められ、その報復として
・犯人曰く、「決して怪我などさせるつもりはなく、誘拐後もご飯を食べさせ、ゲームも好きにやらせてた」

◾️ニュース一例


どうしたら防げるか?

防犯カメラなどの防犯対策をしていたとしても、キレた人が何をしでかすかわからないのが正直なところ。
「子どもを1人にしない」くらいしか対策は思い浮かびません...
フィリピンで働いていた頃は「逆恨みには気をつけろ」とよく言われていました。

家にお掃除の人や何かの業者を招き入れる時も慎重にならないとなーと、改めて思いました。


※我が家で昔雇ってた住み込みのフィリピンメイドは、我が家からバックレてメイドビザ、パスポートが切れたあとも引き続き不法滞在の身でマレーシアにいる模様。常識じゃ考えられないんだけど、「後先考えずにやらかす人」って一定数いるよね...と改めて思ったりもしました。


ご参考(日本人女児の誘拐未遂事件 in マレーシア)

過去にマレーシアに母子留学していた方のブログをご紹介します。
これは2018年11月の出来事。
マレーシアも決して安全じゃないんですよね。
平和ボケしつつあったので、改めて気を引き締めないと。


ご参考(我が家で雇っていたメイドがバックレた話)

「後先考えずにやらかす人が一定数いる」という観点で、参考に。
日本の常識だと、「不法滞在になるってわかってるのにバックレるってありえない」と思うんですが、こういう人、実際にいます。。。


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