【インドネシア人のマネジメント】生理痛が酷くて勤怠がよくない社員との面談 11月13日（火）

備忘録がてら。

■A子：
・20代後半、独身
・仕事の内容、パフォーマンス的に、辞められたら困る存在感
・子宮内膜症持ちで、生理中は特に朝に痛みが酷いらしく、9時出社に間に合わない事が多い。生理中に5回遅刻することも
・ムスリム女子
・上司は男性

■弊社：
・東南アジアの会社の割には時間に厳しい
・月に5回以上遅刻したら、ワーニングレターを出すことになっている
・それが●回を超えたら、減給または降格（だったかな）

■mtgの目的
・遅刻回数をへらす
・定期的に医者に行かせる

■mtg前に想定していたこと
A. 内膜症はほっといたらアレだから、ちゃんと病院に通って薬をもらうなり必要なら手術して治す方向で話をもってけたらなぁ。医者にちゃんと行ってないなら、定期的に行くようになって欲しいなぁ。
B. 実は生理痛がウソ説

■mtgでわかったこと（聞いたこと）
・10代の頃から子宮内膜症を抱えている
・母親とも一緒に婦人科を受診したこともある
・直近で、今年に入ってからも行ってる
・医者が手術を進めていない（宗教上の理由）
・医者のソリューション：妊娠出産（でも直近で予定はない）
・薬（パラセタモ（解熱鎮痛剤））はもらっている
・「健康にいいものを食べ、適度に運動しろ（ただし生理中はダメ）、あまり働きすぎないように」という、まぁベタだけど大事なアドバイス

■作戦変更
・生理痛がひどいのはたぶん事実
↓
・このままだと毎月5回以上遅刻するリスクがある
↓
・ワーニングレターを毎月出してたら、給料減らす/降格etcの処分をする必要がある
↓
・それは回避したい（辞められたら困るし）
↓
・医者のレターをもらうようにすればいいかも！
↓
薬も定期的にもらえるし、レターがあればある意味「オフィシャルな理由がある」から周りにも角が立たない（と思う）


■マネージャーとして指示したこと
・生理痛が続くようなら病院に行って診察してもらい、薬ももらうし診断書ももらってね（出社指示についても書いてあるとベスト）、んでそれを人事に出してね
・そしたら、生理中の遅刻は「5回ルール」にカウントしないようにするよ

■女性としてお願いしたこと
1. 健康でいて欲しい。
2. 女性としてキャリア構築する上で、"理由のない遅刻"が多い人はマネージャーにはできない。セルフディシプリンがなってないように見えるから。
3. 必要に応じてちゃんと医者に診てもらって

（話が少し残業の話題にもなったので）
4. 残業するなら残業申請して（そうじゃないと、残業しているかどうかこっちは把握できないので）。よほど遅くなった場合、その分翌日に遅くくるなどして（もちろん上司に相談）、疲れは残さないようにね。

■続きを書いた
【続：インドネシア人のマネジメント】生理痛が酷くて勤怠がよくない社員のために新しくルールを作り、後追いで各国のHRに報告するなど 11月13日（火）