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川崎病で入院と治療 in マレーシア

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4歳の息子が急な発熱から川崎病で10日ほど入院しました。入院した病院はクアラルンプールのグレンイーグルス。治療内容は、IVIG療法(免疫グロブリン療法)で点滴を2回、ステロイドの…
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#マレーシア生活

川崎病のログ:4月28日(木) 発熱から5日目、入院2日目、川崎病と確定

これの続き。 入院2日目。息子の隣のベッドで朝を迎える。 朝4時頃まで息子が「ママァ〜」「痛い〜」「帰りたい〜」「お手々〜」と、泣き言なのか寝言なのか、とにかくそんな感じで全然眠れず、しかも患者用のベッドと付添者用のベッドの高さが違うので手を伸ばす私はかなりしんどかった。 最後に時計を見たのが4時の記憶なのでそこからすこし寝たはずが、朝5時頃に「お薬でーす」とナースが来る。 私:(半目のまま)さっきやっと子どもが寝てくれて私もかなりしんどいので、起こして飲ませるのはマ

川崎病のログ:4月29日(金) 発熱から6日目、入院3日目、冠動脈瘤の様子の詳細な説明を受ける。IVIGの経過観察→発熱…長引く予感。

これの続き。 29日はAM7時起床し、息子と自分が病室で食べるものを少し作ったり包んでから病室へ。 小児科の先生から、心エコーの結果をベースに詳しい説明を受ける。 ◆川崎病と診断した根拠のうちの、心エコーによる心臓の血管、動脈瘤について 1. 右冠状動脈(Right coronary artery)のとある部分が、通常は2.32mmのところが2.75mmと動脈瘤が拡張している 2. 中大脳動脈(Left Main coronary artery)とある部分が、通常は

川崎病のログ:4月30日(土) 発熱から7日目、入院4日目、2回目のIVIGとステロイド

これの続き。 朝8時すぎに小児科の先生が来て、もう一度血液検査と心エコーすることに。 その結果、前回の心エコーで3.2mmだった中大脳動脈(Left Main coronary artery)が、5mmに、つまり悪化していることがわった。 ※なお、退院した5月6日には7mm近くにまで成長していました… というわけでこの日は ・IVIGをもう1回(12時間) と、 ・ステロイドを1回(1時間) の2種類、点滴することに。 パナドールのおかげで熱は下がって、本人は

川崎病のログ:5月1日(日) 発熱から8日目、入院5日目、様子見な日曜日

これの続き。 朝7時すぎに自宅から病室へ。 小児科の先生から話を聞く。 とのこと。 心エコーの先生も様子を見に来てくれて、息子の様子が大丈夫そうで一安心。 心エコーの先生の判断で、今日から中大脳動脈(Left Main coronary artery)で血栓(clot)ができないようにする「Clopidogrel(クロピドグレル)」という薬を追加することに。 ※クロピドグレルは抗血小板薬で、 本薬の活性代謝物がアデニル酸シクラーゼを活性化して血小板内のサイクリック

川崎病のログ:5月3日(火) 入院7日目、退院が近い??

これの続き。 1週間も付き添い入院していると、「長いな」「日付曜日の感覚狂う」そんな今日この頃。 8時前に病院に着き、朝ごはんを食べ、仕事に向かう(=家に帰る)夫を見送り、 心エコーの先生が診察にやってきた。 キターヾ(*´∀`*)ノ ただまぁ、あまり期待しすぎるとダメだった時のショックが大きいので、あまり期待していない。 退院に備えた荷造りも一切やっていない。 退院が決まったらチャチャっとやるだろう。たぶん。 ナースが、息子の左手の管を外してくれた。 こうだ

川崎病の後遺症のログ:18万円!? 冠動脈瘤が小さくならないので「冠動脈造影CTを撮りましょう」と言われる。保険効く!?

前回、川崎病について書いたのがこちら。 川崎病の発症からこれまでの入院、検査のログを最初からご覧になる場合はこちら。 さて本題。 書くのを忘れていたんだけど、今年に入ってからは冒頭の1月のあと、4月と8月に心エコーを受けに行った。 (基本的に3ヶ月に1回ペース) その8月のエコーの話。 冠動脈瘤が小さくなっていないからCTでちゃんと見たいと言われる1月、4月、8月のエコー検査によると、冠動脈瘤のサイズが4mm前後のままで小さくなっていないらしい。 というか、1月のログ