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レガシー

レガシー・・・過去の遺産。亡くなった人がこの世に残したもの。

最近部屋の家具の設置場所を変えました。棚一つとテレビがなくなるだけでものすごい広く感じるように。ただ、だんだん人を呼ぶことを考えない間取りになってきたなと。

部屋が整理されていないということは、心が乱れているということらしいけども、これを考えた人すごいよね。毎回部屋が汚いたびに思い出す言葉なんだから。

片付けるのにも才能があるやろと愚痴をこぼしながら、つまりは心の整理をできる人ってすごいやんと意訳しながら、なれない片付けを延々としていた一週間でした。

プライベートで話す人たちはいっぱいいるけど、仕事関連だと専門的すぎて困っていることを話しても、あんまり人から共感を得られないんじゃないかという不安が。僕以外に専門職ってそういう面がありそうだなと。

今日、悲しいのか悔しいのか羨ましいと思ったのか、そのどれでもわからないけど、やるせなかったことがある。 
 仕事上の関係で話している人たちと、プライベートであう人たちの心地よさを比べてしまう。いや、そんなのは不毛だ。わかってはいるんだが。

僕は何をしているんだろう。
周りにすごい人たちがいっぱいいたんだなと。ほんとに。
何を見てきたんだろうと。
それを見て育って、自分は何も変わらなかったのかと。
十分変わったと思うけど、まだまだだったんだ。

僕は今、過去の遺産を頼りに今を生きている。
過去に自分で残しておいたものを、食いつぶしながら生きている感覚。

過去の僕が残したんだ。
今の僕は何をしているんだろうか。

随分と久しぶりに、謙虚さを取り戻したんだろうか。自信を失ったのか。
自分は虚像に囚われていたのか。

乗り超えるはずだった過去の自分達が、今の自分に微笑みかけている。

間違っていたのかもしれない。僕は。

僕は間違っていた。
乗り越えるべきは、今の自分なんだな。

支えられていたんだな。
僕にできることを、精一杯やろう。

泣いた。

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