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アッパーカッ・ト

唐突ではありますが、北海道に行ってきました。
北海道自体はとても良かったでした。

変に近所よりかは圧倒的に風景やご飯のレベルが高かったので、そこに救われたのであった。

友達「いや、この時期の北海道とかなんで行くんだろう」

友達「私雪山嫌いなんだよね」

友達「いや、いいわ私抜きで行ってきなよ」

友達「行き先はどこでも良いよ。〇〇君が決めて。それに合わせるよ」

友達「ほら。やっぱり先に食べといた方が良かったじゃん。もう時間ない」

友達「いや、ご飯とか食べないんで。お酒もいらないんで」

友達「早く帰りたいんだよね。だから早足なの。ほら早くして」

注)一人称「私」だけど男の子です

こんな友達と一緒に旅行していると嫌になるのだよ。
ここでもう一気に解放しよう。

端的にいうとこだわりが強く、人の意見を聞かず、人に合わせようとせず、楽しませ甲斐が全くないやつ。
一応言っておくと、とても真面目な男だから、クズというわけじゃない。
倫理観は無駄にあるから、悪いやつでもない。

めんどくさいな!いや、めんどくさいのは俺のほうか?

幹事らしい立場になったのは、実は初めてでとてもやりにくかった。
というか、今まで人に頼り切りだったのが本当に顕著に現れた。

もう疲れたばい。
自分を大切にしたり、良く思ってくれる人にしか時間を使いたくない、と
思ってしまうのも無理はない。

逆にそれ以外は取りこぼしていくだろうなと。それで構わないなと。

他にも同伴者がいたのだが、彼らは彼らで虚無だった。
何も言葉を喋らないし、何も意見しない。
旅行だっちゅうのに、人に任せてばかりで食べたいもの、行きたいところが全くないらしい。

歩く歩幅も違う。仲が悪いのか知らんけど、みんな5mずつ離れて歩いている時もある。

「疲れた」とさっきは表現したけれど、ちょっと悲しかったんだろうな。
みんなが皆仲良くなってみようって、そら思わないのか。僕がおかしいだけか。とにかく圧倒的一対多だった。

運転しながら、話題を出しても帰ってこない。速度制限だの内輪差だの運転に対するイチャモンだけは帰ってくる。音楽をかけて、北海道のまっすぐな道を走りながら、昔のお父さんや友達もこんな悩みを自分は与えてしまったのかと考える。でも

みんなが通る道なら、負けたくないな。
まだ笑顔でいけるや。

まあ初めての遠出かつ、ドライブありの、そんなに仲良くない人たちとの旅だったわけだ。初めてだから何が起こってもおかしくない。

それに、最近自分がどうにも性格が変わってきているや。
一回エゴグラムを挟んだ方が良いかな。

はあ。書くのって大事だな。

こうやって最終的に落ち着けるのだから。


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