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最期に交わした親子の手紙


大好きな母がなくなってまもなく3ヶ月が経ち
やっと
落ち着いて自分自身を振り返ることができるようになったので
今の気持ちを書き残したいと思います

これは誰のためでもなく
自分のために。

この3ヶ月はあっという間で
振り返ると色んな感情とともに
たくさんの思い出ができた3ヶ月でした。

今年の夏はあっという間に過ぎていき
忘れることのない夏になったことは間違いない。

改めて振り返ると
悲しみや
驚き

いろんな初めての自分と出会うことになり

今まで誰にも話さなかった
最期の母とのやり取りに触れたいと思います。

母の死因は肺癌

病院に行ったときにはもう手遅れで
親族にすぐに連絡してくださいと言われたんです。

元々病院には行かず薬も飲まない母

弱っていく姿を家で見ながら
何度一緒に病院に行こうといったことか

それでも母は顔を縦にふることはありませんでした。

別れを体験する前からも
私は何度となく

本当にこれでいいのか

本当にこの選択であっているのか

夜な夜な泣きながら
頭を抱え
自分を攻め
ひたすら問い続けました。

病院に行かない以上何が起きているのかは私にはわからない

でも
明らかに変わり果てて弱っていく姿を目の前にしたときに

母の意思を尊重すべきなのか
自分の意志を大切にするべきなのかが
わからなくなっていったんです。

約3ヶ月間
ゆっくりと弱る母と過ごしながら

私は最期まで完璧な娘ではありませんでした。

今振り返っても
何が正しかったかはわかりません。

でも
何をどう思っても
もうここに母はいない

その現実を噛み締め
ただただ前を向いて生きるしか私にはなかったんです。

そして
さいごは自分から病院に連れて行ってほしいと言ってくれた母。

ご飯が食べれなくなり数ヶ月

お水と牛乳とガリガリ君だけは最期まで買ってきてと頼まれ
美味しそうに食べる姿を見て
これでいいんだなと言い聞かせるしかない自分がそこにはいました。

お水は天然水
ガリガリ君は王道のソーダ味

母が亡くなったあと
何も知らずにこのセットを買った人がいたんですね。笑

今だから言えますが
勘弁してくれって思っていました!!

でもそれと同時に
美味しそうに食べる姿を見て
悲しさよりもなんだか嬉しくて

前に進んでいいんだなって思えた瞬間でもあったんです。

誰もが(本人もが)
まさかこんなにも早く死を迎えるとは思っていなかったでしょう。

でも最期病院に入ってからの3日間は
感謝の言葉しか出なかったのも事実。

コロナ時代。

病院に入ってからは基本面会はできず
思いを伝えるとしたら電話か手紙しかなかったんです

何度電話をしても電話に出ない
そりゃそうだ
話せる気力はもうなかったのでしょう

声が聞きたくて
直接話がしたくて

ケータイを握ったまま眠りにつくも眠れず朝を迎えました

それと同時に毎日手紙を入れ続けましたが
読んでくれたのかは全くわからず結果母はこのよを去っていきました。

以前の投稿でもこのあたりは書いているので
今日はあえて書きません。

でも
最期は本当にいい顔をしていたんです。

その顔を見れたのが私は何よりの救いでした。

もし苦しそうな顔だったとしたら
私は一生母を殺したのは自分だと思っていたでしょう。

今にも話し出しそうな
なんともかわいい顔で
握ったては暖かく
今までの32年間の感謝の気持を全部伝えることができたことも
今の私につながっているとても大事な時間でした。

それができたからこそ
前を向けたし、私の生きる覚悟が決まって
人生観が変わった瞬間でもありました。

ただ
1つだけ気になっていたのは
母は手紙を読んでくれたのかどうなのか

そのことは看護師さんも誰もわからなかったんです、、、

荷物を持って家に帰ってきた瞬間
その手紙が目に止まり開けてみると、、、、、

最後の力を振り絞って読んでくれたのがわかったんですよね

その手紙には
たくさんのありがとうと

み守り続けてくれていた母に対しての感謝

私も最後の手紙になるかもしれないと思ったからこそ
短い文で
すべてを書きました

今思うとそれを見て安心してくれたのかもしれません。

必ずもとに戻す几帳面な母が
手紙
2枚めが上になったまま封筒に入っていたんです。

親子の絆、、、

世の中にはたくさんの親子がいて
たくさんのストーリーがあります

私に関しては
こんなにも早く両親を亡くすとは思ってもいませんでした

でも
この母の死を体験したことによって

自分のやりたいこと
やらなきゃいけないって心に誓い

周りを見たら仲間がいて

家族の温かみを改めて感じました。

生きてると
本当にいろんな事があります。

嬉しいこと

悲しいこと

うまくいくとき

行かないとき

本当に流れる時間の中で

今自分が何をしたくて
誰といたいのか

一瞬一瞬の時間を大切にすることが
何よりも自分の命が喜びを感じるんだなと思う今日このごろ

今を生きる
そして
自分を生きる

今日という日に感謝を込めて
決して自分におごることなく前に進んでいきたいと思います。

ありがとうって
本当に大事な言葉!!!

もう、大丈夫
私はわたしの足で自分の人生をいきていきます(^^)

PS
私は母にウエディングドレス姿を見せるって約束して
その約束は果たせませんでした!

でも、かならず私達をまるっと受け入れてくれる人と一緒になるって決めています!w

幸せになること
大切な人と人生を歩むこと

愛する喜びと
愛される喜びを感じながら人生を歩めると
きっと今よりもっと人生が豊かになるでしょう

そして
諦めないでほしいんです

自分が望む幸せ

自分が望む人生を自ら絶対に手放さないでほしい

たった一人のあなただからこそ
最愛のパートナーを見つけることから
是非目を背けず
正面からしっかり向き合っていってほしいなって思います!!

愛されちゃいけない人なんて
どこにもいないので(^^)

さあさあ今年も残りわずか!!
2021年はどんな締めくくりを迎えるのか今から楽しみです!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまたっ!!

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