遺書として(6)

それでも地球は動いている。ーガリレオ・ガリレイ

常識と思われていたものが実際は違ったということは科学の世界で稀に起こる。
地球以外に知的生命体がいるのか、そのようなことも近い将来、大きく認識が変わる可能性もある。
宇宙人の存在というのは人類のロマンでもあり、いろんな人、多くの人が想像したものの一つだろう。宇宙人がいるのかいないのか、それはわからない。しかし、宇宙人は宇宙船のようなものに乗ってくるとは限らない、そのような仮説も成り立つかもしれない。「量子もつれ」という物理現象がある。これは量子粒子というものがある状態にある場合、強い相互関係を持ち、一方の量子が観測されたときにもう一つの量子も同時に状態が決定されるという現象。距離が離れていても同時に決定がされ、光よりも速く、情報伝達も可能になるとも思われていて、量子もつれ状態になった物はタイムトラベルするのではないかとも考えられている。
この量子もつれはまだ研究途中であり、その状態がどの範囲、どのくらいの距離までもつれの状態でいられるのかについて実験では数十~数百キロというのは成功していて、地球と衛星間での実験も続けられている。理論的には距離の制約はないと考えれている(状態維持の方が問題)。

話は変わりますが、ゾンビパラサイト、寄生生物が宿主をコントロールする、そういう生物がいます。ハリガネムシなどは日本にも存在するそのような寄生生物でYouTubeなどで関連動画があり、生態をみることができる。またトキソプラズマという寄生生物は人間に寄生をする、ヒトへの影響はまだはっきりとしたことはわかっていないが統合失調症の割合が高いなど精神障害を起こす存在と考える研究もある。

宇宙人の存在を考えた場合、現在の人類よりもはるかに高い科学力があった場合、宇宙船で地球にやってくるということがあるか?それは効率を考えてそのような選択をするか?
量子もつれも寄生生物の研究もまだ解明されていないことも多い。どこまでできるのかはわからないが可能性だけで考えれば高度な科学力を持ってすれば、地球に来ることなく、量子もつれや寄生生物を利用して、自分たちの都合のいい行動、行動をコントロールするという可能性もあるのではないか?
もっと言えば、この世界が多次元であるとすれば、多次元の世界に住む生物がそのようなことをしているという可能性もあるかもしれない。

これは科学者でもない、ただの一般人、クリエイターの想像かもしれないがそういう可能性もあるように思う。
そしてそういう可能性も含め、人類がどのような選択をしていくべきか、現在の科学力、いろんなことができる時代にそのようなことを意識していく必要があるのではないか?

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