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坐蒲の作り方

坐禅会に行き始めて、自宅でも静かに座る時間を作るために坐蒲を作ろうと思いました。

結跏趺坐や半跏趺坐のように足を組んで座るには坐蒲はとても座りやすいのです。

数年前に旅をしたミャンマーの現地で購入した布を使用する機会が無かったのもあり、この布を使って坐蒲を作ってみました。

材料

・直径38cmの円形の布 2枚

・165cm×18cmの長方形の布1枚

・パンヤ綿(カポックという植物から作られる中綿)1kg

作り方

①長方形の布を5cm毎に1cm高さのヒダが出来るように折り込み、しつけておく。布の両端はほつれないように2回折り込んで縫っておく。(事前にチャコペンで5cm、2cm、5cm…と交互に布に印をつけておくと良い)

②円形の布と①の布を縫い合わせる。(縫い始めと終わりは少し重なります。そこからパンヤ綿を詰めます。)

③しつけ糸を全て取り、布を裏返して縫い始めと終わりの隙間からパンヤ綿を詰めます。

④隙間を手縫いして完成。

割と大きめの坐蒲が出来上がりました。

シンプルなので簡単に作る事が出来ました。

感動したのはパンヤ綿を詰める時、初めてパンヤ綿を触ったときの、肌触りが優しく、ふわっとしていて、どこか温もりをも感じた事でした。

カポックという植物から生まれる自然素材のパンヤ綿はまた機会があれば使いたいなと思いました。

出来上がった坐蒲は触り心地も良く、手作りした事で愛着も湧いて満足しています。

自宅でも坐禅を始めようと思います🌏

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