CODE BLUE 2023 学生スタッフ参加記


はじめに

こちらは、TUT Advent Calendar 2023 3日目 の記事となります。今年で3年目ですが毎年参加しています。1年目の記事は5年前の話になるため、陳腐化してると思ったので下書きに戻しました。タイトルは過去のAdvent Calendarを見れば参照できると思うので、内容を知りたい人がいましたらXのDMに来てください。
(追記)
私の記事を引用してるかたがいらっしゃったので下書きにはせずに公開したままにしておきます。

上記の内容は書きません。というか書けたらこんな場所で公開しません。年末年始は東京の方いるんでまた飲みに行きましょう。

11/8と11/9の2日間行われたCODE BLUE 2023に学生スタッフとして参加させていただきました。学生スタッフとしてイベントの運営を行ったのは初めてだったので、まとめておきます。

CODE BLUEとは

CODE BLUEとは、世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による最先端の講演と、国や言語の垣根を越えた情報交換・交流の機会を提供する国際会議です。
欧米の著名な研究者を招へいし、最新の成果を共有するとともに、日本をはじめとするアジア各国の優れた研究者を発掘し、その研究成果を世界へと発信していきます。
医療の世界で使われるCODE BLUEという言葉は、「緊急事態発生」や「関係者招集」を意味します。
インターネットの世界においても、IoT(Internet of Things)の時代を迎えるなど、セキュリティ対策の重要性が高まっており、世界各国の研究者を招集し、事態への対処や解決策を共に考える場が必要とされています。
CODE BLUEは国際的なコミュニティ形成の場となることを目的にするとともに、CODE(技術)によってBLUE(海)を超えて人と人をつなぎ、よりよいインターネットの世界作りに貢献していきます。

https://codeblue.jp/2023/

情報セキュリティ(特にサイバー領域)に関する国際会議で、2013年から毎年開催されています。

学生スタッフ

運営スタッフとしてCODE BLUEに参加します。スタッフとしての業務を行う傍ら、同じ業務を行う方とシフトを調整し、自身が聴講したい講演や企業ブースでお話を聞くことができます。
募集人数は約30人で100人超の応募があったため倍率は約3倍でした。

学生スタッフの業務

簡単に説明すると以下の業務のいずれかを担当します。

  • 受付
    事前予約、当日受付、発表者受付、取材受付などを行い、参加者へ首から下げてもらうストラップを渡す業務です。私はここの担当でした。

  • 同時通訳レシーバー配布
    会場で行われる講演は同時通訳が行われているため、必要な方にレシーバーを配布、フロアを離れる際には回収する業務です。常に声を出して配布や回収を促していました。レシーバーの消毒も行ってました。

  • 案内誘導
    入場者に対して受付や、トイレ、喫煙所、講演会場へ案内誘導する業務です。受付から見ていたのですが一日中動き回っていたので大変な業務だと思います。

  • 講演会場関係(ドアキーパー)
    公演が行われる会場のドアキーパーや、入場資格のない方に中へ入らないように促すなどの業務です。講演会場のドアの前にいるため、中の講演を聴くことはできますが、業務も行いながらなので常に気を張っている必要があります。

  • 講演会場関係(スピーカーアテンド)
    講演の発表者に対してカンペを出す業務や質問者へマイク渡すなどの業務です。発表者は海外の方が多いため、スタッフは英会話能力が必須となります。こちらの業務だけは学生スタッフからの立候補制となっていました。私は英語が喋れないので立候補しませんでしたが、発表者との距離が一番近いため一般の参加者と同じように公演を聴くことができます。(ただし、上記と同様に常に気を張る必要があるので発表に意識を向けられるとは限らない)

  • コンテスト・コミュニティ対応
    企業ブースにてCTFのコンテストが開かれていたため、そちらに対応する業務や、ブースの片付けを行う業務です。私自身はあまり関与していないため業務の詳しい内容は分かっていません。

Day 0

前日の13:00に会場である赤坂インターシティコンファレンス(4F)に集合しました。

会場の入り口に設置されたパネルです

学生スタッフの業務割り当てを確認し、その後各業務での打ち合わせを行います。
打ち合わせが終わり、時間が空いている人はフロア内のネットワークを確認していました。

16:00頃からKickoff Partyがあり、スポンサー企業の方との顔合わせがありました。ここで大量に名刺を交換しました。名刺の交換方法は最低限のマナーさえあれば問題ない(はず)です。

そんなこんなでDay 0は終了し解散となりました。その後ホテル宿泊組はスタッフの方に案内していただき、ホテルに向かいました。

またその後、せっかくなのでご飯でも食べに行きましょうと誘っていただいたため、ホテル近くの居酒屋で夕食兼飲みをしました。居酒屋では他の方の研究の話や、就職の話などのセキュリティに関わる話をしていました。大学内だとあまり通じなさそうな話題にも皆さん興味持って聞いてくださったのでめちゃ楽しかったです。その節はありがとうございました。(ほよたかさんもありがとうございます。)

Day 1

7:00集合のため6:00に起床しました。
集合時間に間に合うように6:50頃には施設の入口にいたのですが、7:00にならないとドアが開かないアクシデント(?)のため凍えながら外で待っていました。

8:00から受付開始なので、私の担当箇所で待機していました。私の業務は取材に訪れた記者の方を対応するプレス受付でした。
午前中から昼にかけては取材の方が多く受付をされていましたが、それをすぎると待機する時間がメインとなりました。担当は私と学生ではないスタッフの方と2人体制だったため、14時頃まではまとまった休憩を取れませんでしたが、その休憩を使って企業ブースで業務に関することや採用に関することをお聞きしていました。
Day 1はこのような感じで終了しました。

ヒッポネン氏とも写真を撮っていただきました(私はダイエットしないとやばいのでは…)

Day 0と同様に夕食を食べに行きました。今度は高校生の方2人も交えて6人で鳥貴族へ行きました。高校生にはお酒を飲ませたりしてないので安心してください。
ここでも研究の話や学生スタッフの業務の話をしていました。高校生なのに研究をしていて、査読論文投稿中という話を聞いたり、私と同じように工業高校から大学へ進学する方もいらっしゃったので親近感を勝手に感じたりしてました。出てくる話題がすごすぎるので、「みんなすげ~~」って思って話を聞いてました。日本の未来は明るいです。

マジで腰なくなりました。すごすぎる。

その後ホテルへと戻り、成人組は二次会という名の酒盛りをしていました。来年から社会人組2名と25卒組2名という組み合わせだったので、就活相談に乗ってもらってました。本当にありがとうございます。感謝してもしきれないくらいです。

0時前には解散したので、自身の部屋に戻ってDay 1は完全に終了です。

Day 2

当初は7:00集合でしたがDay 1のアクシデント(?)を踏まえて7:20集合になりました。ちょっと長めに寝れて嬉しい。

Day 1と同様にプレス受付を行っていましたが、Day 2は取材の方があまり来ないことが予想されていたので事前受付の方とローテーションで休憩を取らせていただきました。
また、ドアキーパーの業務の方がDay 1で休憩が取れなかったとのことなので、こちらの業務のサポートを行っていました。
講演も2つほど聞くことができたのでDay 1よりもイベントの参加者として楽しむことができました。
16:00頃から同時通訳レシーバーの回収も学生スタッフ総出で行っていました。あれは大変でした。

Day 2の最後にはNetworking Partyがありました。
この場ではお酒とお寿司などを立食形式でいただきました。ワインが美味しくてずっと飲んでました。こいつずっと酒飲んでないか?
スポンサー企業以外の方とも関わる機会でしたので、この場でも色々な方と名刺を交換させていただきました。

更にその後には、pwc様主催のAfter Partyにも参加させていただきました。
初めて大きいクラブお酒を飲むという経験をしたので気圧されてました。この場でも色々な方へ声をかけ、名刺交換しました。Day 0からの合計で70枚ほど名刺を交換しました。
シャンパンも初めて飲ませていただきましたが美味しかったです。

シャンパン美味かったです

After Party後は仲良くなった学生スタッフの方とラーメンを食べました。

最後に、疲労困憊でしたがホテルへと戻りもう1泊して本当に全日程終えました。
翌日のチェックアウトの時刻が10:00でしたが、疲れすぎてたのでもっと寝たいぐらいでした。

まとめ

まずは、Day 0には私のやらかし案件もあったのでその節は本当に申し訳ありません。

そして、
めっちゃ楽しかった!!!!!!!!!!!!!!
一言でまとめるとこうなります。

もう少し詳細に書くと

  • セキュリティに関して意識の高い方と関わることができて刺激になった。

  • 自身の立ち位置(セキュリティに関してどのような知識を持っているのか、持っていないのか)が明確になった。

  • 英語で応対できればもっと楽しめると思うので英語を喋れるようになりたい。

イベントの運営側として関わることは初めてで不安だらけでしたが最高に楽しい経験ができたので来年以降も学生スタッフや一般の参加者と参加したいです。
とにかく幸せな3日間でした!!!!!!
お会いしたみなさんも機会がありましたらまたよろしくお願いします。

追記

CODE BLUE以降にHack The Boxを始めたのですが分からないながらも面白いですね。
頑張ってNoobからHackerになりたいです。


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