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左手工房 雷子


玩具の抽選に漏れすぎてInstagramのアカウントに玩具の投稿を何件かした後、見事にイズモさんのペトラもあたり、東和さんのジゴワとギダギタもあたったので6月ごろから運気が少しずつ戻っている気がします。


7月頃から頭がおかしくなりすぎて(実際は2月から頭はおかしくなっていた)
1人でできる家中趣味として何故か適当にヨドバシカメラで選んだ「ミニチュアを塗る」という訳の分からない事をやりだしましたが
非常に面白く、その投稿ばかりしていたら仕事辞めたんですか?と連絡くるようになりました。
仕事は相変わらずしております。


ミニチュアを塗る という作業は一見、苦行にも見えますが
塗り終わった後のドーパミンが異常に出る感覚は、初めて女性とSEXする感覚と近いと思われます。


同類で纏められるのは
万博公園で公園のイスをオーリーで越えれた、けん玉での世界3周、一万字越えのゲラ刷り前、ニーハンで初めての時速100越え、知る限りではこのあたりでしょうか。

感覚として正しい表現は
「ぅ、ぅオ、お、おオ…!」
みたいな感じです。
レベルはそれぞれ違いますがある程度は同類として纏められます。

写真の胸像は
全くの素人が3ヶ月で誤魔化しできない女の子を塗れるのかを挑戦した結果です。

結果としては良し悪し、ではなく
今非常に困っているのは
自分の子供の事と、この塗り終わった女の子(左手工房 雷子という模型
の事しか考えれていない
という事です。

自分の子供は産まれた時から大好きなので殆ど恋に近いですが、
この塗り終わった女の子のことも同時に四六時中考えているので
これもまた、恋に近いという事が理解できます。

前述したように
良し悪し、で判断できる場合は
反省点を活かしながら次の模型を塗る事ができるのですが
真っ白な状態から塗ったこの子に関しては
「良くも悪くも、可愛いものは可愛い」
という結末になります。

そうです、これが恋なのです。

僕は昔からアイドルや、芸能人、アニメのキャラクター、勿論美少女フィギュア等、所謂殆ど偶像に近いものに関しては、深入りできないというか、どうせ会えないと踏んでいる分、好きだけど、まぁ好きだな、くらいで止まりがちでした。

それがこの模型に関しては
色が全くついてない状態から
少しずつ色が含まれいく、むしろ自分が含めていく様子を、ほぼ0距離(全長6㎝しかない為、殆ど見えない)で毎日見ていると、それはそれは我が子の様に見えてくるものです。

果たして一体、この想いはなんなのでしょうか。
恋以外に何が適当な表現はあるのでしょうか。
また次の女の子を塗るのが二股になりそうで怖いです。

これがミニチュア塗装の怖いところなのでしょうか。

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