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ブラック研究室から逃げる方法

初めまして、バムです。

この記事を開いた方の中には最近、研究室配属されたけどブラックでつらい…という方や、修士課程もこのブラック研究室でやっていけない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

辛いですよね。大学生活楽しくないですよね。何のために生きているかわからなくなりますよね。

そんな方々に実際に大学4年の9月に研究室から逃亡した僕が、研究室脱出マニュアルを送ります。

参考になれば幸いです。


最終手段

学務課等の学生が相談できる大学窓口にに連絡しましょう。メールで大丈夫です。ここに連絡すれば研究室の変更ができるはずです。

本当につらい人は今すぐ連絡しましょう。できなかったら…もう諦めるしかないですね。

これは最終手段なので、もう少し我慢できる人は同じ学科や学部の教授に相談しましょう。


最終手段がまずい理由

学務課に連絡する方法は他の学科の教授、特に受け入れ先の教授の不信感を買ってしまう事があるからです。

あなたにとっては憎い憎い研究室のボスかもしれません。しかし他の教授にとっては同じ職場の人。ボスの味方をする可能性が十分あり得ます。

というよりも授業でしかあったことがない生徒よりもあなたのボスの味方をする可能性のほうが高いと思います。

ましては大学の教授って人…は小中高の教師とは違います。あくまで研究者なんです。教育者ではないのです。

そして世間から見たあなたの立ち位置は20歳、成人を超えた大人。あなたにやさしく寄り添ってくれるとは限らないのです。



じゃあどうしたらいいの?


まずやるべきことはブラックの種類の整理です。


上のようなサイトで「アカデミックハラスメント」の種類が明記されています。

大まかに10種類に分かれています。

もしあなたが今置かれている現状がこの10個のうちどれかにあてはまるのなら、それは研究室を変更する客観的根拠になります。だってハラスメントですからね。

こういった観点で現状を整理しておくと、話を聞く側も「これはまずい」となりますから。

まずこれをしてほしいです。

特にブラック研究室で多いのは①の雑用を押し付けるや⑦の暴言、⑧深夜休日などに不必要な実験を強要する、⑨にあるアルバイト禁止夏季休暇中の出勤強制など、あてはまっている方は多いのではないのでしょうか。

いいですか、今まで何となく「辛い」や「逃げたい」といった感情が出てくる根本の原因はアカハラからくるものだと僕は考えています。

あなたは悪くないんです。あなたは被害者でハラスメントを受けている側なのです。

アカデミックハラスメントにあてはまらな場合は?

どうしましょう?おそらく学務課に相談すれば変更できると思いますが…

とりあえず学科長やクラス担任あたりの相談してみるのが無難でしょうね。

整理が終わったら…

そしたら学科の教授の中で頼れる人に相談しましょう。学科長や担任の教授あたりになるとは思いますが。

最初っから学務課に相談に行かない理由は、大事になるからです。

人間皆、大事にはしたくないんですよ。

学科内、学部内までの場合、悪い言い方をするともみ消すことができますから。

あなたの研究室移動であまり労力を使わないほうが教授の印象もいいかも?

もしここで移動できなくても最終的には学務課に相談すれば変えられるはずですし、学科にも相談したという実績が大事だと思います。

まとめ

ステップは3つ。
①ブラックの内容をアカハラに当てはめる
②学科・学部の教授に相談
③それでも難しい時、学務課に相談

で研究室変更ができるはず!休学・退学の必要ないよ。

番外編①~本当に正しい脱出方法~

もしあなたが同じ研究室の院に進む場合、学部卒業~大学院入学の間に教授に相談するとスムーズに変更できる確率が高いです。

理由として同じ大学でも院に進む際、入学しなおしているので在学中に変更をしたわけではないので、公には研究室を変更したことにならないからなのかな?

この段階で変更する人は割と多いと思います。僕の今配属されている研究室でも2人、このタイミングで変えている人がいます。


番外編②~上手に話せない人用~

学務課や教授と面談するとうまく話せないことがあると思います。喉元過ぎれば熱さを忘れるってやつで言葉にすると意外と怒りが消えたり、本当に研究室を変更することの不安、が出てきて言葉に説得力がなくなるんです。

そうならないためにも相談の際はすべてのことをメールの文章で説明して下さい。

できれば文章が上手な現在の境遇を知っている友達、家族に添削してもらうことを強くお勧めします。

そしたら面談当日、「書いてることがすべてです」といえば学務課にしろ教授にしろ現状を理解してくれますから。

もう口頭で説明することはないくらい、ガッチガチの文章で攻めたほうが楽だと思います。


あのとき、ブラック研究室を選んで良かった〜となったことはないので、これから研究室を選ぶ皆さんは優しい教授を選びましょ。まあ、研究室を選ぶ前の自分自身にその事を伝えても反映するとは思えませんが…