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SIGMAさんから受賞されたこと

こんにちは。
本業が忙しくてなかなか記事を書けていませんが、今回は、先日SIGMAさんの「24mmで撮る24時間」で受賞したのでそのことを書いていこうと思います。
受賞した作品はこちらです。⇓

1.機材

最近、カメラで撮ってて、機材なんてそこまで大きな差はないだろうと思っていますが一応書いておきます。
ボディ:sony α7SIII
レンズ:Sigma 24mm F1.4 DG DN ART
画角:24mm
設定:F3.5 、ss1/200、ISO100、WB AUTO クリエイティブルック:スタンダード

2.設定の意図

撮影日は、「24mmで撮る24時間」の応募締め切り日当日。
たまたま三重県に行く用事があったので用事を済ませ、伊勢市内をカメラ片手に被写体を探している最中でした。

F1.4もある大口径レンズだと、開放で撮るこそ正義だ!みたいな人もいますが、個人的にSIGMAのARTやContemporaryレンズは絞るほど良い写りをするなあと感じています。
これは、Sigma 85mm F1.4 DG DNにもSigma 65mm F2 DG DNにも言えることですが、大体1段~2段絞った方が良い写りになるな、と思います。(決して開放が悪い写りをするわけではありません)

レンズによって、撮る人によって個人差あると思いますが、私の感覚としては、

・Sigma 16-28mm F2.8 DG DN
→(開放)F2.8よりも、F4~F5.6まで絞ってシャッター速度を遅くした方が色彩階調が豊か。

・Sigma 24mm F2 DG DN
→(開放)F2ではなく、F3.5~F4.5もしくはF8まで絞るとフィルム風の良い描写をする。

・Sigma 24mm F1.4 DG DN Art
→(開放)F1.4は真っ暗で何も見えない時orボケが欲しいとき。他はF3.5~F5.6やF6.3にした方が解像力が高い。

・Sigma 65mm F2 DG DN
→(開放)F2でも問題ない描写力だが、F2.8~4くらいにすると若干解像力が上がる。しかし、開放F2でも何ら問題ない素晴らしい写りなのでそこまで変わらないかも。

・Sigma 85mm F1.4 DG DN Art
→(開放)F1.4でもよいが、F2.8~F4の写りが素晴らしすぎる。
絞った方が写りが良い典型的なタイプ。

といった感じです。

露出の三角形が大切と良く言いますが、私が撮るときに考える順番は、
①ISO感度:どのくらいにするか決める☜基本的に変えない
②シャッター速度:SS1/200や250、640、800にすることが多い。
③最後にF値:ファインダーを覗きながら決めていく。

※ホワイトバランスは基本、AUTO。意図があるときだけケルビン設定にする。
です。

この写真の時は、散歩の最中に、西日が入る面白い場面に遭遇したのでその瞬間を縦構図で撮ってみました。
以前、写真家のイルコさんが動画で言っていた「広角レンズは下から撮ると面白い」「寝そべって撮ると自分だけの世界観を表現できる」というのが瞬時に思い浮かび、しゃがんで撮りました。

あとから、PCでRAW現像しようとも考えましたが、いかんせんピンとくる表現がなく、そのままJpegで応募しました。
※毎回、RAW+JPEGで撮影してたので、Jpegの方を出しました。

3.受賞してみて

正直なところ、受賞するとは思っていませんでした。なんなら、この写真以外にも「狙い撮り」してこれなら作品展に載せられても大丈夫くらいのものもあったので、むしろ「なぜ、これ!?」という驚きの方が大きかったです。

受賞の当日は何もなく、日が経ってから、SNSのメッセージでSIGMA JAPANさんからコメントが入っていて気付いた次第です。
その作品自体、そこまでいいねがついていたわけでもないのでかなり意外でした。

受賞して数日経ち、以前大学時代のカメラ友達に言われたことを思い出しました。彼曰く、私の写真は「インスタ映えはしないけど、作品展で高く評価される写真」だと。その通りだなあとつくづく実感しています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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