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悪者図鑑出典リンク集

2月5日発売、自由国民社から拙著「悪者図鑑」が出ました。各項目の出典を載せておきます。

Chapter 1 なぜ、悪者はいなくならないのか

1 なぜ、毎日のように虐待のニュースが放送されているのか。

※1 「特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワーク」提出資料

2 たまたま入った会社の上司に人生を狂わされる。

※1 令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

※2 「平成30年度個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表します~「いじめ・嫌がらせ」に関する民事上の個別労働紛争の相談件数が過去最高~

※3 ミドルに聞く「パワハラ」実態調査―『ミドルの転職』ユーザーアンケート―

3 放火、あおり運転、自爆テロ…なくならない社会問題。

※1 山本譲司著「刑務所しか居場所がない人たち」

※2 警察白書

※3 内閣府「治安に関する世論調査」の概要 

4 富裕層にも、飛行機が突っ込んでくるかもしれない。

※1 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査

※2 「失業率と犯罪発生率の関係:時系列および都道府県別パネル分析」

※3 警察庁 自殺者数

※4 特殊詐欺認知・検挙状況等について

5 被害者が 100 万人いても、私たちは悲しくない。

※1 WHO Violence against children

※2 ダン・アリエリー著「お金と感情と意思決定の白熱教室」

6 犯罪に巻き込まれたくなければ、犯罪者のことを知ろう。

※1 中野信子著「人は、なぜ他人を許せないのか?」

7 サイコパスが犯罪者になるのは、もったいない。

※1 Genetic influences in criminal convictions: evidence from an adoption cohort(以下、暴力の解剖学より)

※2 Abnormal behavior associated with a point mutation in the structural gene for monoamine oxidase A(以下、暴力の解剖学より)

※3 中野信子著「サイコパス」

※4 Impact of Familial Loading on Prefrontal Activation in Major Psychiatric Disorders: A Near-Infrared Spectroscopy (NIRS) Study

※5 平成30年版 犯罪白書

8 子どもは、愛されないと悪者になる。

※1 友田明美著「実は危ない!その育児が子どもの脳を変形させる」

※2 内閣府 第4回 非行原因に関する総合的研究調査の概要

※3 ナショナルジオグラフィック「人の災難を喜ぶいじめっ子の脳」

※4 平成27年版 犯罪白書 再犯状況

9 なぜ、ハラスメントは許されなくなったのだろう。

※1 ケヴィン・ダットン著「サイコパス 秘められた能力」

※2 鈴木伸元著「性犯罪者の頭の中」

10 虐殺は、事務作業のように簡単に行われる。

※1 平成30年度 大津市いじめの防止に関する行動計画モニタリングに係るアンケート調査結果

※2 ナターシャ・ダウ・シュル著「デザインされたギャンブル依存症」

Chapter 2 悪者が作られてしまう仕組みが存在していた

1 なぜ、学校は非行少年を生み出してしまうのか。

※1 TALIS(OECD国際教員指導環境調査)

※2 児童相談所関係資料

※3 児童相談所職員にのしかかる何とも過重な負担

2 勉強不足も、無関心も、見て見ぬふりも、全員共犯。

3 犯罪者に悲しい過去があることなど、想像できない。

4 エリートは、サル以上に間違った選択をしてしまう。

※1 中野信子著「人はなぜ他人を許せないのか?」

5 なぜ、黒人は警官によって銃で撃たれてしまうのか。

※1 Jail incarceration rate of confined inmates in the United States in 2018, by race/Hispanic origin (per 100,000 residents)

※2 976 people have been shot and killed by police in the past year

https://www.washingtonpost.com/graphics/investigations/police-shootings-database/

6 この世に絶対的な悪者は 1 人も存在しない。

※1 松田雄馬著「人工知能の哲学」

7 2 つの違う価値観があれば、悪者は生まれる。

8 貧困は、悪者が生まれる直接的な原因ではない。

※1 平成30年 国民生活基礎調査の概況

※2 石井光太著「本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式」

9 いじめられる原因を挙げれば、10 個以上にものぼる。

※1 平成30年度 大津市いじめの防止に関する行動計画モニタリングに係るアンケート調査結果

※2 「ブラック校則をなくそう!」プロジェクト

※3 春政春「いじめ問題と教師:いじめ問題に関する調査研究(Ⅱ)」(「いじめを生む教室」より)
※4 森田洋司ほか著「日本のいじめ―予防・対応に生かすデータ集」(「いじめを生む教室」より)

10 田舎の農家の不作が、都会の悪者を増やす。

※1 インド、農家の借金を帳消しへ 自殺者の9.4%占め、社会問題に

※2 India: Degree of urbanization from 2009 to 2019

※3 Quarterly Bulletin Periodic Labour Force Survey April-June 2019

http://www.mospi.gov.in/sites/default/files/publication_reports/Quarterly_Bulletin_PLFS_April_June_2019_M_0.pdf

※4 Crime in India - 2018

https://ncrb.gov.in/en/crime-india-2018

Chapter 3 悪者のやっつけ方を間違えつづけた300年

1 300 年前の理想には遠く及ばない現在の社会。

2 なぜ、理性が弱いのに理性に頼る社会になったのか。

3 近くに住んでいる人を、仲間だと思えるわけがない。

※1 世界最悪のタックスヘイブンはアメリカにある

※2 Political Polarization in the American Public

※3 Association between the dopamine D4 receptor gene exon III variable number of tandem repeats and political attitudes in female Han Chinese

4 無関心で怠慢な国民を作り上げた、教育の失敗。

※1 内閣府 自己認識 自己肯定感

5 税金が多くても少なくても、楽に生活したい国民。

※1 生活保護制度の現状について

※2 WHO:United States of America

6 そもそも資本主義は、平等のために存在していない。

※1 日本人の国民性調査

※2 東京大学 学生生活実態調査

7 国は少数のエリートではなく、多数のバカによって支配される。

※1 世界史の窓 普通選挙/男性普通選挙

※2 Women in national parliaments

※3 平成30年度「国語に関する世論調査」の結果について

※4 第1回 現代人の語彙に関する調査

8 科学が存在しても、魔女狩りはなくならない。

9 正しい情報より、間違った情報のほうが面白い。

※1 笹原和俊著「フェイクニュースを科学する: 拡散するデマ、陰謀論、プロパガンダのしくみ」

※2 Most Americans Who See Fake News Believe It, New Survey Says

10 明日あなたが悪者に襲われるかもしれない社会を、これからも続けるのか?

Chapter 4 今もエリートは何も知らずに間違いつづける

1 世界が繋がるグローバル時代、悪者はどこにでも現れる。

※1 ベンジャミン・パウエルほか著「移民の経済学」

※2 「ブラック校則をなくそう!」プロジェクト

2 お金をタダでばらまいても、貧困は解決しない。

※1 Liberia Social Cash Transfer Program

※2 ロバート・H・フランク著「幸せとお金の経済学」

3 社会に貢献したいなら、NPO やボランティアに関わってはいけない。

※1 内閣府 平成29年度 特定非営利活動法人に関する実態調査

※2 新公益連盟、「ソーシャルセクター組織実態調査2017」を発表〜平均年収は383万円、独り立ち時期は「2.7年」。NPOは「慈善活動の場」から「一般企業と遜色のない、キャリアアップの場」へ〜

※3  NPO・市民活動団体への参加はなぜ増えないのか : 「政治性忌避」仮説の検証

※4 寄付白書 2017年

※5 Global Peace Index

4 イノベーションは、性犯罪の機会を増やした。

※1 Uber’s data revealed nearly 6,000 sexual assaults. Does that mean it’s not safe?

5 ただの努力目標である SDGs で、社会がよくなることはない。

※1 UNICEF ミレニアム開発目標(MDGs)

※2 国際連合 持続可能な開発目標(SDGs)報告

6 多様性ある社会が、いじめを生み出す。

7 現状の社会では、監視社会がベストの選択肢になってしまう。

※1 エドワード・スノーデン著「スノーデン 日本への警告」

※2 WHO China

8 AI が仕事をなくしても、幸せにはなれない。

※1 THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?∗

※2 Long-term effects of a control-relevant intervention with the institutionalized aged.

9 SNS 広告を使えば、いくらでも選挙結果を誘導できる。

※1 ブリタニー・カイザー著「告発 フェイスブックを揺るがした巨大スキャンダル」

10 子どもは輝かしい将来よりも今、親に愛されたい

※1 デビッド・A・スーザ著「AI時代を生きる子供のためのSTEAM教育」

※2 中室牧子著「「学力」の経済学」

Chapter 5 悪者も幸せになる社会を目指さなければいけない

1 悪者の幸せなくして、全人類の幸せなし。

※1 島根あさひ社会復帰促進センター

2 エリートもバカも悪者も、同じ方法で幸せになる。

※1 前野隆司著「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」

3 悪者の少ない場所へ逃げるのか、それとも全員の理性を鍛えなおすのか。

※1 リチャード・セイラー著「実践 行動経済学」

※2 ストックオプションが要。鈴木健氏が語るスマートニュース創業秘話

※3 ラファエル・A・カルヴォほか著「ウェルビーイングの設計論-人がよりよく生きるための情報技術」

4 貧困層は、インターネットを徹底的に使いこなしなさい!

5 社会の仕組みを変えなければ、全員幸せにはなれない。
6 仲間は同じ場所ではなく、同じ目的で作りなさい。

※1 鈴木健著「なめらかな社会とその敵」

7 専門家の種類は、大きく分ければ 4 つしかない。

※1 ジョシュア・ウルフ・シェンク 著「POWERS OF TWO 二人で一人の天才」

8 人間を理解しなければ、新しい仕組みを作っても反発されるだけ。

9 目の前の良い面と悪い面を考えれば、すべてを見渡せる。

※1 ブリタニー・カイザー著「告発 フェイスブックを揺るがした巨大スキャンダル」

10 デザインだけが、すべての人を幸せにする仕組みをつくれる!

※1 IDEO Design Thinking

※2 川崎和也著「SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて」



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