謎の署名をさせられる夢を見た
夢ってたびたびおかしなことが起きる。
私の場合はあ〜夢だな〜と思えるレベルの変な夢もあれば、後で『え!?あれ夢!?』ってなる場合もある。
今回は後者の話。
※全部夢の中の話であり、現実とは異なります。
要するにフィクションです。
子供のいる親友からの誘い
舞台はどこかの施設。廃墟感漂う、バイオハザードみのある内装。
そこで私は、部下たちに一生懸命指示出しをしている。そこで仕事をしているらしい。
画面が切り替わり、何かの集会。その廃墟の中の教会?のような場所。
教壇に立つ人の話を聞いていると、学生時代の親友2人が近寄ってくる。
小声で『閣下、これに署名して』という。
え?なんで?なにこれ?
疑問符だらけの私は一生懸命理由を聞くが、
教壇に立つ人に気を遣ってなのか、2人は的を得た回答をしてくれない。
とにかく、署名をしてくれ、の一点張り。
言われるがまま、署名をする。
すると友人2人は『ありがとう!』と言って去って行く。
しばらくすると別の団体(顔見知りでない)からも署名を求められる。
『なんの署名ですか?』と聞くと、
『子供用紙おむつの撤廃に関する署名です』と。
理由はよくわからないが、この団体は紙おむつを辞めさせたいらしい。
ということは、さっき署名した親友たちの活動は『子供用紙おむつを守りたい署名活動』だったようだ。
そうなると2人とも二児の母だし、合点がいく。
私は子供がいないし、正直この署名活動に関してはなんの意味があるのかわからない…でもとても納得がいかなかった。
悪いのは、流される自分か、それとも
署名の理由がわかったところで、私は親友2人を見つけて物申す。
『いくら友達だからとはいえ、なんの説明もなしに署名を求めるのは良くないと思う。私は両方の主張を聞いてから判断したかった。』と。
親友は『子供の世話には本当に労力がかかる。その労力をさらに増やそうとするのは許せない。ちょっと考えればどちらの主張が正しいかわかるでしょ?』と返してくる。
『いやいや、主張もなにも説明してくれなかったじゃない。結局署名してしまった私も悪いけど、相手になんの説明もなく、こういったことに巻き込むのは良くないよ』と私は勇気を振り絞って抗議した。
すると親友たちは
『閣下には子供がいないから理解できないんだよ』
と言い放って去っていった。
想像力と思いやり
夢はこのへんでグジャグジャっとなって終わる。
寝覚の悪い朝だった。
この夢は私のどういう精神状態をあらわすのか、調べる気にもならないが、
学びはあった。
いくら友人だろうと、他人の言われるがまま行動するのは、悪だということ。
夢の中で私は友人に対しても、流された自分に対しても、ものすごく憤りを感じた。
この気持ちは大事にしたい。
自分で考え、行動する。判断する。
当たり前のことだけど、当たり前にできてるか?
ちゃんと考えなきゃ。
それから、思いやりについて。
思いやりとは、相手の立場に立って想像力をはたらかせることだ。
決めつけはよくない。
相手の人生は、自分には計り知れない。
人それぞれに何十年という歴史があり、いろんな経験を重ねて今・ここに立っていることを忘れてはならない。
そんな、当たり前だけど本当にたいせつなことを深く考える朝だった。
忘れないように、覚書。
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