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『読書脳』感想 

樺沢紫苑先生の著書、『 読書脳 』を読んだ感想です。

私が、この『読書脳』を購入した目的は、私がしている読書の仕方を、さらに自己成長につながる読書に変えていきたいと思ったからです。
読書したことを確実に自分のものにして、次のステージへと自分を成長させていくにはどうしたら良いか、それを知り行動を変えていきたいと思いました。

 
学んだこと、気づき、変えていく行動

 1. 本は買ったその日に読むこと

 その理由は、読みたいと思った時が最もワクワクしているので、記憶増強物質であるドーパミンが出るから。これが、「後日、読もう」と買ったままにしておくと、ドーパミンの量は減ってしまう。

 私は、これまで、本を買ったらそこで満足して、「休みの日に読もう」と思って、結局そのままの積読になっていました。そのため、「とても、もったいない事をしていたんだなぁ」と本書を読んで気づきました。

 これからは、一番記憶力がアップしている”買ったその日に読む”ように変えていこうと思いました。

 

2. 本を何日で読み切るのか、決めて読むこと

 これは、タイムプレッシャーをかけて読むと言うことである。人間の脳は、自分の能力よりも少し難しい課題に取り組んでいるときに、ドーパミンが出て集中力がアップし記憶力も強化されると言う理由からである。

 確かに、「時間があるから」と思ってダラダラと読んでいると、いつまでも読み切れないままになり、時間が経って続きを読むことさえも忘れてしまっているのが、現状の私でした。

 なので、本を買ったら、『いつまでに読みきる』と言う、目標を決めるようにしようと思ました。そこから、1日あたりのノルマを決め、読みきるように変えていこうと思います。

 

3. ワープ読書術をしていくこと

その本から『何を知りたいのかと言う目的』を決めてから読み始めること。そして、その目的を達成したら、読みながら出てきた、「知りたい」と思ったところに、またワープを繰り返して読んでいくこと。

 今まで私は、最初から一字一句読んでいました。そうすると読み切るのに時間がかかってしまい、読破できたとしても、「結局、何を一番知りたかったのか」というのが、曖昧なままの読書になっていたと思います。

 今後は、この目的を達成する『ワープ読書に変えていこう』と思いました。そうすることにより、自分の知りたいところから先に読み、疑問から先に解決できるので、集中力も変わり、その本を理解しながら読めると思いました。

 4. 最も大事なこと

 最後に、これまで書いてきた3つの事に加えて、最も大事なことです。

それは、本を読んだら「2週間以内に3回アウトプットをすること」です。

入力された情報は、1~2週間だけ脳の海馬に仮保存される。その期間中に2~3回引き出された情報は、重要な情報として付箋がつき、側頭葉に移され長期保存される。それができて、「読んだら10年忘れない記憶」となる。

 私は、樺沢先生のこれまでの著書を読み、このことは知ってはいました。ですが、今回この『読書脳』を読み、この3回が出来ていなかったことに改めて気づいたのです。

樺沢先生が、実際にされている読書後のアウトプット3回の仕方が、93ページに書かれています。それを読んで、私は、①読みながら、メモを取る、ラインを引くこと。②読後に本の内容を人に話す。この2つはできていました。しかし、③感想や、気づきを書くこと。これをする時と、しない時があったのです。これを、実施してこなかったから、いわゆるアウトプットが2回しかできてなかったから、せっかく読んだのにしばらく経つと内容を忘れているということに気づきました。

 さらに樺沢先生は、「実際に書評記事を書いて紹介した本に関しては、本を読んでから、5年、10年が経過しても、本のかなり詳細な部分まで記憶しています。」と書かれています。

 そこで、今回の目的である、自己成長につながる読書になるように行動を変えていくためにも、私は、「本を読んだらブログに感想を書く」ということを始めていこうと思いました。

 この読書脳には、実践したいことが満載でした。

その中でも、現在の私には前述した3つの事と、「2週間以内に3回アウトプットすること」が最も重要だと思いました。
そして今、実践として、「本を読んだらブログに感想を書く」ということを、とりあえず始めてみました。その一歩を踏み出すことができました。

これを、決意できたのも、読書脳の「読書感想キャンペーン」があったことが大きいです。この、キャンペーンを通して、私の読書後のアウトプットに、あと一つ足りなかった、『ブログに本の感想を書いてアウトプットをする』ということ。

そのきっかけを作ってくださった樺沢先生に、『読書脳』と共に感謝したいと思います。

 

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