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「自分にとってbeatboxとは教科書である」と考えた時に思うこと。

最近、サッカーの後輩が書いたnoteを読んだ。

私にとってサッカーは教科書なのかもしれない。

なるほど、と思った。人生そのものではなく、自分らしい人生を生きるための一つの要素であるということ。また、様々なことに出会わせてくれる、学ばせてもらえるもの。

私にとってのbeatboxはこれに近いかもしれないな。
と私はふと感じた。

残念ながら断言できるわけではないけれど
教科書だとした時、何をbeatboxから学んできたか。と考えた時に思ったことを書いていこうと思う。

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まずひとつ目。
『準備を怠らないこと』

私は高校2年生の時、吉祥寺サイファーvol.2という大会で準優勝したことがある。このバトルはサークル所属大学生の為のバトルでこの時は観戦に行った。

心の中では「出たいなぁ…」と思っていたし、前日もレッスンだったのでガチガチにネタを考えて行った。そしたら運良く枠が空いて出場。そのまま勝ち上がって、決勝で負けた。

同じように、県対抗beatbox battle『ちばらぎバトル』にも出場してMVPを獲ったこともある。

準備を怠らず、チャンスには手を挙げること。
それが成長と新しい楽しさを生み出してくれると思う。

(写真に入れてくれた千葉beatboxerのみんな)

別に、準備していなくても大会には出られたかもしれない。それでも私が思うのは、反省と振り返りをして前に進めるようなバトルが出来たのは、準備したからだということ。全然上手くなかったし、その時の私にとっては最善の行動だったと今は感じる。

ふたつ目。
『上手い人から盗むこと』

盗むというよりかは学ぶのニュアンスなんだけど、
学ぶは、まねぶ(真似ぶ)から来ているらしいのでそこら辺の大枠で捉えて欲しい。

まずは「セッション」。beatbox以外の音楽と触れ合うことを勧められた。NATTO TAKUMIさんという先輩が教えてくれ、即座に実行したのがこれ。

高校の文化祭の後夜祭を抜け出し、ダッシュで初見のライブハウスに駆け込むっていうなかなか今でもすごいと思うことをした。

他にはダンサーとのセッション、ラッパーとのセッション(晋平太さんのサイファーとか)、ドラマーとの掛け合いとか、割と色んなことをした。

セッションは、純粋なテンポ感や拍感も学べるし、何より楽しい。あり得ないくらい緊張するけど、その倍くらい楽しい。音楽って、こんなに楽しくて幸せなものなんだと実感できたのがセッションだった。

もう一つ特に真似ているのが、「仲間を大事にすること」。
これはshinoさんが言っていたこと。(前々回に引き続きshinoさん大好き人間みたいになってる)

特に、「年上だけじゃなく年下にも声をかける」ことは意識していて、プラスで「現場で知らない人に1人は声をかける」という自分ルールを作ってイベントに行っていた。

これを続けていると、本当に年齢関係なく話せるようになったし、会場全体がホームのような雰囲気に感じられるイベントもあった。

(ホーム感しかなかったBoost神奈川)

バトルイベントやJBC予選などは大体、ステージ裾で待機して名前を呼ばれたら上に上がるっていう一連の流れがある。その時に、たくさん声をかけてくれたりすると嬉しいし、バトルの時に自分の方が声援が大きいとそれだけで有利な気もしてくる。(これからのイベントは、そこにファンの声も重なるのか、と考えると少し不思議な感覚になる。笑)


ちょっと長くなってしまったけれど、以上の二つ
①準備を怠らない
②上手い人から盗む、真似ぶこと
・セッションは超おすすめ
・仲間を大事にする

私がbeatboxから学んだこと。
本当はもっともっと山ほどあるんだけれど、それは秘密にしておくことにする。

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私はbeatboxからもbeatboxerからも、たくさんのことを得て今生きているのかもしれないなと実感します。

長くやっているサッカーと同じくらい、大きなもの、様々な経験を貰いました。

こんな長いnoteを読んでくれたみなさんに、少しでも還元できれば私も幸せです。

私にとってbeatboxとは。
ここに当てはまるbeatboxの良さをひとことでまとめられるような言葉があれば、それはきっと素敵な言葉なんだろうと思います。

ではまた。

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