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漆原幻汰選手のスポンサーになります

昨年から四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツにて、実況とスタジアムDJをさせていただいている。

実況をさせていただく前から、もちろんチームの存在は知っていた。

前職でアナウンサーをしているときも、会社主催のリレーマラソンには毎回愛媛マンダリンパイレーツから選手が参加してくださり、地域の行事やイベントには積極的に参加している印象があった。

ただ、実際に試合を見たのは実況を始めてからだった。

初観戦での印象は、プロ野球にはないギラギラ感がグラウンドにあった。

「ここからプロに行く」そのためにグラウンドでアピールをしている選手に心を奪われ、夢を追いかける選手を応援したいと思うようになった。

独立リーグのスポンサーについて



独立リーグのチームには多くの県内企業のスポンサーがついている。

ユニフォームのロゴ・試合球のロゴ・球場に飾られるのぼり・冠試合の開催など色々な方法で、夢を追いかける選手を応援している。

僕がその中で気になったのが「個人スポンサー」である。

個人スポンサーは選手のそでに企業のロゴが入り、ホームゲーム開始前の選手紹介の際に企業名が紹介される。

2023年4月から起業しようと考えていた自分にとって、個人スポンサーという形で推しの選手を応援したいと考えていた。

個人スポンサーとなる選手を考えた際に気にしたことは3点である。

①県外出身の選手であること


スタジアムDJで選手の個人スポンサーを紹介する際に、スポンサーのついている選手は元NPBの選手 or 愛媛県出身の選手が多い。

企業側からすれば「愛媛県出身の選手がプロに行く=地元が盛り上がる」という思いから、県内選手を応援する意図は理解できる。

ただ自分は、「愛媛県の選手を応援する」という思いに捕らわれすぎているように感じた。

実際にグラウンドに足を運べば、見ていてワクワクするような選手は出身地問わずにたくさんいる。

なので、あえて県外選手の中から決めたいと考えていた。

②プロへ行く可能性が高いこと


企業として、応援している選手がプロへ行ってくれることが何よりも宣伝効果が高い。

可能性のある選手を応援したいというのは最も大切なことである。

個人スポンサーになる際に、実際にグラウンドで練習見学をさせていただき、球団スタッフの萩原さんに選手の性格や特徴などを教えていただいた。

どの選手を応援するか迷っている際に、萩原さんから「最終的には応援したい気持ちだと思います」というお言葉をいただいた。

「プロへ行く可能性が高い」というよりも、もしかすると「プロへ行った時に一緒に喜びたい選手」というのが重要だったのかもしれない。

③人間的に魅力があること


プロの選手は子供たちに夢を与える職業だと思う。

そのためには、応援され・憧れられ・尊敬される人間でなくてはならない。独立リーグの選手は20代前半と若い選手が多い。

自分が同年代の時を振り変えると、遊ぶのが一番楽しい時期だったので自分を律することは難しい年代だろうなと思う。

そんな中でも、プロに行くために自分を律して行動できる選手は、一人間として尊敬ができ魅力的である。

自分に関わっている全ての方へ感謝の気持ちを背負い、プロの世界へ旅立ってくれる選手が理想である。



こんなことを考えながら、今シーズンは高卒3年目の漆原幻汰選手を応援することに決めた。

漆原幻汰(うるしはらげんた) 選手
背番号1
愛知県豊川高校出身
2021年チームMVP
今シーズンより副キャプテン


練習見学の際に萩原さんから「幻汰はしんどい練習になれば元気になります」と教えていただいた。

本職は外野だが今シーズンから内野に挑戦するため、練習ではセカンドでノックを受けている。

挑戦し始めたばかりなので、素人目ながらなかなか上手くいっていないようにも感じた。

しかし、その中で声が出てグランド内で1番活き活きしている。

それまで漆原選手にはあまり明るい印象はなかった。

気心の知れたメンバー内では明るいのだと思うが、全ての人へ社交的というタイプではなく、どちらかというと人見知りのようなイメージがあった。

その選手がグラウンド内でしんどい練習の際に活き活きとしている姿に、かなりいい意味でのギャップがあった。

自分も部活をしている時は「しんどくなってからが本当の練習」と心がけていたので、しんどくなってから元気になっている漆原選手の姿に感じるものがあったのかもしれない。


また、漆原選手は意見をはっきり言う性格である。

インスタライブを見た際には「これはファンに言っていいんかな?」というような球団への意見を言うこともあった(笑)

その様子を見たときには「プロとして大丈夫なんか?」と思ったりもしたが、それだけ自分の意見が言えるということは発信力があるということだと思う。

あとは、そもそも自分も口が悪いので、「似ているし別にいっか!」と思った。


「『好きになったらだめだ』と思っている時点で好き」という言葉があるように、プラスの面でもマイナスの面でも気になっている時点で漆原選手に魅力を感じていたのだと思う。

そんな魅力的な選手がたくさんいる四国アイランドリーグの試合が、愛媛では4月1日(土)にマドンナスタジアムで開幕となる。

ぜひみんなにも推しの選手を見つけて、プロへ行くまでの道のりを一緒に応援してもらいたい。

そして、砂川が個人スポンサーとなる漆原幻汰選手をみなさんもぜひチェックしてほしい!





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