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大学一年生のわたしへ

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自分が大学一年生の頃にであいたかった文章やその他諸々のコンテンツをあつめた共同運営マガジンです!新しく大学生になる人がなるほどなと思えたり、勇気をもらえるマガジンにしたいなぁ
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#大学生

君の味方は、いつも僕で。僕の原点は、いつも君で。

あの春の日、君は期待に胸を踊らせていた。坂道を登るその足はいつもより軽やかで、まるでご機嫌な幼児のスキップだったろう。 坂を登り終えた君は人混みに目をやる。真新しいスーツに袖を通した大学1年生がキャンパスには溢れかえっている。 今と相変わらずバカな君は人混みの中で周囲を見渡す。「かわいい子がいっぱいいる」なんて思って内心にやけている。それを隠しながらキャンパスに一歩を踏み出す。その一歩一歩は歩き始めた子供のようでたどたどしいけど、未来への期待に溢れた確かな一歩だった。

18歳の私へ。18年後の私からアドバイス

◇こちらは共同運営マガジンへの寄稿記事です◇ 昨夏、私は36歳になった。大学一年生の頃からちょうど倍の年をとったことになる。社会人になってしばらく経ち、さまざまな仕事や結婚、出産を経て、今に至る。 そんな私が、あの頃の私に伝えられることは何だろう。偉そうなことは語れないし、きっと響かないだろうけれど…それでも少しだけ、私なりにメッセージを綴ってみようと思う。 ◆ 大学一年生の頃の私へ 入学おめでとう。受験、よく頑張ったね。 私はもう36歳になったよ。今のあなたには