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【北アルプス縦走 5Days】Day.1 福岡空港~上高地~徳沢キャンプ場

前回

福岡から松本へ

少しずつ道具を足したりプランを練って、一週間前に準備が整った。普段は雑に山行計画を立てるけどさすがにそれはまずいのでじっくり。それも楽しみの一つ。

ここから1日ごとに振り返ってみよう。

行程

①福岡空港→上高地→徳沢キャンプ場
②徳沢キャンプ場→槍ヶ岳山荘テント場
③槍ヶ岳山荘テント場→黒部五郎小屋テント場
④黒部五郎小屋テント場→薬師岳山荘(小屋泊)
⑤薬師岳山荘→五色ヶ原テント場
⑥五色ヶ原テント場→雷鳥沢キャンプ場(立山経由)
⑦雷鳥沢キャンプ場→立山駅、下山

その前に

福岡から松本へどうやっていくのか、という件について実はFDAから直行便が出ている。ずっと知らなかった。というか、北アルプスに関心を持った時点では経済的な事情もあり航空機が選択肢に入ってなかった。それにスタートとゴールが大幅に離れているので、ハナから無理だと思ってた。

ところが、その後時間が経ってそれらの難が一定なくなった現在、調べてみると普通に直行便があった。しかも早く買えばお盆時期でも割と安い。多少の経験を積んで山で自分に起きることは想像できるし、計画を完遂できる程度の体力もある。概ね問題ない状態が出来上がっていた。今いかないでいついくのだ。
エスケーププランも3つ用意して計画は万全だ。
ちなみに先に断っておくと天気の都合で実際にエスケープルートを使用した。

空港から空港

福岡空港から松本空港へ。
窓際から北アルプスが見えた時、やっと実感がわいてきた。10時に空港着、そのままシャトルバス(650円)で松本駅に向かう。
ちなみに松本空港は降りてすぐ手荷物受取場所、入り口と小さいのでスムーズに移動ができる。

航空機を使った場合の難点としてガスの移送ができない。
さすが場所柄もあって松本空港ではジェットボイルとイワタニプリムスのガスが販売されているのでだけど、あいにくSOTOは仲間外れ。あとで買うしかない。

松本駅からは新島々駅(電車)→上高地バスターミナルに直でいけるけど、発着までに時間がありその隙にダッシュしてパルコ好日山荘までいきガスカートリッジを買う。SOTOユーザーはこれが最速となる。だいたい早歩きで10分くらいだろうか。到着時間的に開店していて大変助かった。

後述になるけど高山ではマイクロレギュレーターがいると実感したので、そのうちイワタニプリムスのバーナーも別途用意したい。

JRの券売機から上高地行きの電車・バス乗り継ぎ権を買って改札を通る。
別々に買っても一応バス乗車時に買えるけど、その際にロスが出ていい席がとれなくなるのでセットを買わない理由はない。

バスに揺られて13時過ぎ、上高地に到着。バスターミナルは観光バスでぎっしりである。さすがハイシーズン、登山者だけでなくシンプルに観光に来てる人がとんでもなく多い。。お店などはすごい行列となっている。小梨平キャンプ場の予約をしそこなっていたことから急足で徳沢に向かう(特定日のみ予約必須ということに気づいてなかった)

急がないとまずいかもと考えていたのでどんどん先へ。目標の徳沢キャンプ場まで1時間以上かかる。

さておき補給も兼ねて一旦小梨平キャンプ場へ。
売店で少しだけ食べ物を追加する。ドタバタしたので初日の食料が少し足りてなかった。

小梨平から徳沢への直通路が通れなくなっていたので、一旦戻って迂回する。

遊歩道は観光客も混ざるので混んでるが、とにかく道が長く分散するので渋滞はしない。
とても澄んだ川の水は綺麗だし、整備されたひんやりとした日陰の樹林帯を歩くのは気持ちいい(重い荷物がなければ)。だがちょっとそのせいあってか、そりゃねーだろお前、何やってんだよこいつ…という人も呼び寄せてしまいだいぶ萎える。

10年前くらいに来ていたらそういうの気にならず、景色すご!最高!と思ったかもしれないけど、残念ながら正直なところそうはならなかった。やはり人、多すぎ。途中現れたお猿すら観光客に慣れてしまうくらいだし。

山慣れしてしまったためか、感覚が変わってどうもコレジャナイ感を覚えた。この発見は自分的に驚きだった。なんというか、自然のフィールドでも「山のコード」が適用されるか否か、みたいなところに心地良さの分岐があることに気づいてしまった。まぁ〜前提としてもっと空いた時間、時期なら気分良く歩けただろうとはおもうけど…

キリキリしてたのは荷物重いのに急がねばならないことも若干、いやわりと多分に影響があると思うけど、1.5時間かけて9kmほど進んで徳沢についた。全然余裕だった。さすがにテントだらけながら空間が広いのでギチギチではない。見てた感じ17時くらいまでに着けばある程度良いところは残ってそうだった。

施設が立派で食事処のほか、物品もいくらか売っている。まぁ何かつかうでもないわけだけど。

徳沢と隣の横尾(1時間かかる)までは登山着じゃなくても来れるからか、普通のキャンパーっぽい人も多々いた。登山者の朝は早いがいいのだろうか?とか考えつつテント内で諸々の整理を済ませ、日が沈むくらいにさっさと寝る体勢となり日没ごろに就寝。
山には登らず移動に徹した1日目が終了した。


一日の活動量

※ログ計測開始:上高地バスターミナル

上高地バスターミナル~徳沢キャンプ場
合計時間:1 時間 37 分
休憩時間:0 分
距離:9.1 km
のぼり / くだり:181 / 126 m



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